ecofriend.com

モンゴルでの森林再生によって、韓国での強烈な砂嵐が改善!?

強烈な嵐の中を歩いていると想像してみましょう。後ろに引き戻されて、視界がふさがれて、砂埃が肺まで入り込んできて、空には巨大な雲がおおいかぶさっていて、昼なのに夜のように真っ暗です。恐ろしい光景でしょう。実は、これと同じことが韓国で10年程続いているのです。モンゴル砂漠からの強烈な砂嵐が韓国に吹き寄せてくるせいで、生活が脅かされ、生存をかけた戦いまで引き起こされています。ひどい砂漠化が主な原因として挙げられますが、今では森林再生の取り組みが行なわれており、そのイメージが変わりつつあります。

Planting Trees in the Mongolian Desert

地球上のどんな場所でさえも、人々の暮らしを支えてくれる住環境が大切です。それゆえ、ソウル市の砂漠の牧畜民を含むすべての人々の生活を劣悪な大気によるダメージから守ることが、これまでにないほど重要だと考えられるようになってきました。

モンゴルにたくさんの木を植えるなど多くのプロジェクトが提案されていますが、対砂漠化プロジェクトを率いる韓国の前中国大使クォン・ビョン・ヒョン氏の取り組みがまさに顕著です。彼は中国と韓国の学生に呼びかけて、砂漠の至るところに約400万本の木を植えてきました。

クォン氏が成し遂げてきた取り組みからインスパイアされて、いくつかのNGO団体も同じようなプロジェクトを始めています。彼らは過放牧や農地拡大、干ばつといった諸問題をコントロールして管理するためのプロジェクトを手がけています。これらの森林再生プロジェクトが一丸となって、砂漠からやってくる灰色に濁った雲を打ち負かしてくれることを願うのみです。

参考サイト:Treehugger

Today's Top Articles:

Scroll to Top