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時計メーカー”スウォッチ”が製作したエコ自動車の全容

高級腕時計で有名なアルマーニやロレックスをしのいで正解最大の腕時計メーカーに君臨するのがスウォッチですが、その基本は至ってシンプルで実用的なうえ買い求めやすい価格の製品が特徴です。小さな規模でスタートしたこの会社が今やオメガ、ラド、カルバン・クラインといった有名どころを買収するまでに成長しました。しかし今回は時計のような小物ではなく、なんと傘下の会社ベレノスが水素と酸素だけで走る画期的な車の開発に着手したのです。

腕時計の会社が低公害車を開発するというのはなんとも冗談のような話ですが、実はスウォッチは過去にもエコカーの開発の経験があるのです。ダイムラー・ベンツAG(後のダイムラー・クライスラーAG)とのコラボで1997年に発表した超コンパクト型2シーター、「スマート」がそれです。

このときの経験を元に、べレノスのプロジェクトはもう一歩上を行くレベルのエコカーの開発を目指しています。すでに特別燃料電池を使ったプロトタイプは完成しており、液体水素と酸素を利用してエンジンを動かす最先端のメカニズムが実用可能であることが示されています。

スウォッチの社長ニック・ハイェックもこの低公害車の開発を公表していますが、現在の段階では販売価格の調整の前にさらなる技術開発を必要としているということを述べています。

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