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荊州スポーツセンターはレクリエーション施設全体を融合

中国ナショナル・スポーツ・グループとDUOが思い通りにできるのなら、荊州スポーツセンターの屋上は、屋根天蓋によってつながれた螺旋形になるでしょう。この複雑な設計は、スポーツイベントやコンサート、フェア、買い物や運動などの総合拠点にしたいというのがDUOの構想のコンセプトです。

jingzhou sports center

特定種目の開催地を分離する傾向がある多くの地域計画とは異なり、荊州スポーツセンターは、1つの場所ですべてを融合することを求めていました。センターは面積が550×470メーターで、活動拠点のハブとしての存在になることでしょう。また、スポーツだけができる多くのスポーツセンターとは異なり、この概念はレクリエーションも楽しめる、様々な活動を一か所に集約するコンセプトです。

三段構えの配置として、プールや体育館、そしてトレーニング・センターの3つの建物は一つの屋根天蓋で収容されます。再生可能エネルギーの使用に関しては何も触れられていませんので、センターには恐らく従来の電力が使用されるものと思われます。しかし、デザイナーが提出する詳細には、少なくとも太陽エネルギーを利用することを、我々は望んでいます。

センターは、その滑らかな曲線と型にはまらない設計によって外国の宇宙船のように地平線に遙々と位置します。内装には変わったところはありませんが、緑地部分は地球にいることを実感させてくれます。木々は曲がりくねった道路があるため分散され点在しています。

しかし、センターは夜になると全く様相が変わります。ストロボがクラブハウスのライトのように螺旋状の天井に当たって跳ね返って来るなか、大空間は音楽のリズムを刻む空間に移り、コンサートに出かける人たちでいっぱいになります。

DUOと中国ナショナル・スポーツ・グループは、荊州スポーツセンターの建築において懸命に努力したように思えます。また、そのコンセプトによって活気づく街を見たいものです。

Via: Designboom

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