古い窓をテーブルに作りかえると、簡単でお得です。古い木でテーブルをつくる時に、ほんの少しの想像力を働かせると、素晴らしい効果があります。古い窓枠は、実用的なものをつくるだけでなく、住まいをデコレートするアートやフレームにもなります。やることは、古い木に紙やすりをかけることと、少しの塗装だけです。これで新しく魅力的な姿に変わります。お子さんとの日曜大工にしても良いとおもいます。古い窓枠でできたテーブルで、キッチンや応接間にレトロあるいはビンテージの雰囲気を出せます。ですので、今度古い窓を新しくする時は、古い窓枠を捨てないようにしてください。古い窓枠からテーブルをつくる手順を下で説明します。
1. 作業に必要なツールを全て集めます。ドライバー、サンドペーパー、のこぎり、ペンキ用刷毛等は、お近くの工具店で入手できます。
2. 古い窓枠でテーブルをつくる最初の手順は、古い木の再生です。窓を壁から取り外したら、まずしなければならないのは、ナットやボルトなどの金具を窓から取り外すことです。テーブルをつくる途中で、誤って手を切らないようにするためです。
3. この後、目の細かいサンドペーパーで窓枠の木をみがきます。紙やすりをかけて古い塗料を落とし、木の凹凸を滑らかにします。古い木に塗装が何重にもされている場合、塗料剥離剤で層をはがす必要があります。湿らせた布で古い木の表面を拭き、少し置いて乾かします。木が完全に乾いたら、ニスや好きな色の塗料を刷毛を使って塗ります。古い木はもろいので、傷みを遅らすためには塗装を2重にした方が良いでしょう。
4. 木材に紙やすりをかける時は、ガラスを傷めないようにマスキングテープで窓枠のガラスの部分をカバーしてください。マスキングテープは、塗る作業が終わったら、はがすことができます。古い窓のガラスを使いたくなければ、ガラスを中密度繊維板 (MDF) に取り換えることもできます。鏡やカラフルなタイルをMDFに張り付ければ、テーブルトップの見た目もよくなります。
5. テーブルトップができたら、次のステップはテーブルの脚を準備し取り付けることです。取り付け金具をテーブルトップの四隅に取り付け、脚をテーブルトップにはめます。取り付け金具は鉄のねじでテーブルトップに付けます。取り付け金具をテーブルトップに取り付ける時に、釘を使わないでください。木材を傷める原因になることがあります。使うねじは、テーブルトップの反対側に突き出さないような小さなものを選んでください。
6. テーブルの脚の準備をする前に、新しいテ―ブルの高さを決めます。新しいテーブルに自宅で使っている椅子を合わせる決め手になります。キッチンで使われているテーブルはほとんどが 30から32 インチ(76から83㎝)の高さです。自宅のテーブルの高さを測り、新しいテーブルの高さを決めても良いと思います。
7. 新しいテーブルの高さを決定したら、のこぎりで決めた長さに脚を切ります。すべての足の長さを揃えてください。テーブルトップの場合と同じように、脚に紙やすりをかけ、布で拭き、乾かしてください。テーブルトップに合わせて脚に色を塗ります。
8.脚が準備できたら、取り付け金具に取り付けます。取り付け金具に脚を嵌めこみ、鉄のねじでしっかりと留めます。テーブルの脚を床に立てて、テーブルトップを押しつけます。テーブルがきちんと立つかどうか確認してください。テーブルが安定しなければ、取り付け金具と脚が適切に接続しているかチェックしてください。.
古い窓で作ったテーブルを置くと、新しい場所でも少し古い雰囲気を出せます。テーブルをつくるプロセスは、何層かの塗料が完全に乾かさなければならないので、時間がかかります。このプロジェクトには、晴れた週末が最適です。