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バイオメディカル機器にサイボーグロブスターから電気を抽出

この間私達が話していたのは、ポツダムのクラークソン大学の研究者達がどの様に生きているカタツムリのブドウ糖から電気に変換したのかという事でした。今同じチームが食物連鎖に進み、ロブスターを使って彼らの体のブドウ糖から電気を生産する実験をしています。勿論それはiPhoneを充電するほどの電力を生産する事はまだ出来ませんが、目的は少なくともペースメーカーやインシュリンの注射器やそれに類する多くのアプリケーションのような生物医療用機器の電力です。

Cyborg Lobsters Could Produce Electricity for Bio-Medical Applications

プロジェクトの目的はロブスターを使って、物に電気を送る従来のバッテリーと同じ働きをさせる事です。そして研究室では単純に見える工程ですが大規模に応用するのはかなり難しいのです。

ロブスターの体はブドウ糖に満ちていて電荷を持ち、それは分子の内部から電荷の抽出を助ける酵素の力で利用する事ができます。使用される酵素は非常に特別な方法で精製し準備されて、電荷を放つ為に分子上で効率良く働きます。

酵素を精製した後、この場合金で作られた電極や他の優れた導体に塗布されます。そしてロブスターの電気をコンデンサやバッテリーに送ります。

ロブスターの皮膚の内部に入るという事に関する限り、ロブスターの外骨格だけは電気の抽出と転送に役立ちます。外骨格には神経は存在せず、従って修正された電極をロブスターに挿入する時ロブスターが痛みを感じる事はありません。いったん挿入されると電極はブドウ糖や内部の酸素と接触します。酵素も働いて単4電池のおよそ8~10%充電と同等の電気を生産出来ると言います。

このプロジェクトはエフゲニー・カッツ博士率いるものです。彼のチームの集団的努力で動物のブドウ糖から環境に優しい電気 を生産する事に一歩近づけました。もし最悪の事態が起きても、私達には少なくとも最後の手段としてこの資源があります。

Via: ツリーハッガー

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