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パタゴニアが環境にやさしいR1ウェットスーツを考案

アウトドア用衣料デザイン会社のパタゴニアは、今までで最も環境にやさしいウェットスーツをリリースしました。R1と呼ばれるこのスーツは、フルサイズ、半袖フルサイズ、長袖フルサイズ、男性用短距離競走スーツ、女性用フル&長袖短距離競走スーツなど、様々なスタイルで利用が可能です。この会社の新製品は、再生ポリエステルや、スパンデックスやレギュレーター・グリッドに組み入れた再生ブレンドを使用しています。

Patagonia launches new line of warm water wetties

R1ウェットスーツは摂氏18~23度の水温用に開発されました。再生ナイロンとポリエステルに2mmのネオプレンを組込みました。手製のスーツは意外に強くて長持ちすると言われています。キット化されたグリッド・パターンは、寒さから身体を守り柔軟性を高める働きをします。

ポリエステル・グリッドの裏地を備えた背部にある風よけの内部フラップは、安全性、防寒性と着やすさなどの機能が追加されたジッパー式になっています。パドリングしやすくするために、腋の下のパネルに組込まれたネオプレンには、伸張性があるポリエステル・ジャージを再生利用しました。ベルクロ・ホックの首閉鎖フラップは密封性が強くなったことに加え着やすくなりました。

水圧の上昇とフラッシングを減らすために、足首のカフスエッジをヒートプレスし、メルコ補強材、接着剤点1cmのバータックが縫い目と水圧が掛かる場所を固定しています。パタゴニアによると、より速く乾燥し長持ちすることは、ウェットスーツとして標準的な機能です。

パタゴニアは、竹を織物にする時に使用する有毒性二硫化炭素の半分以上が環境へ放出されると主張し、竹の代わりに再生材料を使用することに決めました。再生ポリエステルは竹より環境にやさしく、溶剤を使用することもありません。

パタゴニアは、環境保護活動にかなり熱心に取り組んでいるように思えます。1985年以来、地域コミュニティーの活動を支援するために、売上の1パーセントを環境活動グループに寄贈しました。メール・オーダー会社は、使用済みの再生繊維を再生した紙を利用しています。

Via: Surfersvillage

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