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ニド育児所は教育学と建築物のバランス

ZPZ Partners社は、イタリアを拠点とする建築会社で、12〜36か月の子どもを対象とした育児所のGruppo Cariparma Crédit Agricole プロジェクトの設計を完成しました。ニドという名前の育児所は、年少と年長の2クラスに分けられます。プロジェクトは3つの主要なガイドラインに従わなければなりませんでした。それらは建築物と教育学のバランスを見つけること、育児所の持続継続が可能であること、そして、公私のハイブリッドを建物に組み合わせることです。

Nido Caribimbi / ZPZ Partners

育児所は、広々とした内装にすべてが戦略的に配置されていて、子どもたちが十分に遊ぶことができるスペースと学習するスペースが上手く結び付けられ、誰もが学ぶこととの調和と相互的に関われるレイアウトになっていることが分かります。ニドの建物のそでは屋根でつながっていますので、空調装置のある中央の広場からアクセスすることができます。アトリエとランチの場所となる教室と研究室は、建物の南側に位置しているので自然光を最大限に取り込むことができ、子どもやスタッフは緑の眺めのよい風景を見ることができます。事務室や作業場所などのスペースは北側に位置して道路に面しています。

教室は適切な設計が施されていて、様々な活動ができるようにエリアをさらに分割できるようになっています。睡眠や浴室、そしてクロークの用のスペースもあります。中央にある広場は円形の天窓から自然光を取り入れます。このエリアは、2クラスの遊びやその他の活動を分けるように設計されたスペースとなっています。

建物自体は、中央の広場につながる建物が幾何学的な形状をした屋根で覆われることによって接続している構造をしています。これは建物の電気を供給する太陽電池の日光吸収を最大限に利用できる仕組みです。玄関と建物のそでの開廊は、木造の垂直にした板を使用して設計されました。これは構造的にユニークなデザインで、美しいテクスチャと風通しがよくなる設計です。

Via: Archdaily

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