環境にやさしい、杉からできた屋根板のインストール方法

杉材の屋根板は、好みに差が出ないスタイルで家の外観をエレガントに仕上げるのに最適の素材です。板の色は当初の金色から時間が経つにつれてライトグレーへと変わっていきますが、これは様々な気候条件にさらされた結果であってごく普通の事です。

杉材といえば昔から屋根に用いる木材として人気がありますが、建築技術に関しては今とは若干の違いがあります。当時は専用斧や「のみ」を用いて薄くはがすようにして使われましたが、独特のスムースでおしゃれな見た目は現在もその人気は衰えません。

取り付け技術

屋根板を並べていく前に、板の下に保護用の板を敷く必要があります。これを介することで屋根板自身を屋根部分に取り付けることが出来るのです。屋根板の1×4インチ分が外界に面し、5.5インチ分は上にかぶさる2列目の板の下側に隠れる形になります。

杉材の屋根板の取り付け作業工程は、基本的にまっすぐに角度をつけないように1列ごとに並べていくという点が、レンガを組む際の流れに似ています。

保護板と屋根板は釘付けされますが、屋根板のどの部分に釘を打ち込むかには細心の注意が必要です。(端から3×4インチ・外界面境界線の0.5~1インチ上方、板同士の接合部分は1×4~3×8インチ幅にしなくてはいけません)

取り付け過程

1.屋根の下端からはじめ、まずは屋根用フェルトを敷いていきますが、端から四分の一ほどはみ出すようにしておくのがベストです。フェルトは数インチごとに屋根部分にホチキス留めしていきます。

2.屋根板も端の部分に厚い方を下向きにして、まっすぐになるよう気をつけて屋根から少しはみ出すようにして設置します。釘を屋根板の上半分か厚い部分に4~6本使ってしっかりと屋根に取り付けます。

3.2列目の一番端の板は1列目の半分の幅にカットしてそこから通常の幅の板を置いていきます。こうすることで1列目との間に隙間が出ないように作業を進めることができます。

4.次の屋根用フェルトは2列目の屋根板の上に4~6本の釘で設置し、それ以降も常に列をまたぐ形で設置していきます。

5.最後の列が残るまで上に向かって取り付けを続けます。反対側の屋根も同じように行います。

6.最後の列はまず反対側の屋根面から取り付けます。屋根の板は頂上からはみ出さないようにぴったりと収めます。次に正面側に移り、こちらは頂上から2インチほどはみ出す形で釘でしっかりと取り付けます。

メンテナンス

屋根は時間の経過に伴い、雨・風・雪・直射日光など様々な自然環境にさらされていき、水分やホコリが蓄積することで屋根板が緩んでくることがあります。その際はナフテン塩銅や亜鉛溶液で定期的に手入れをしてやることで板の状態を最適に保つことが出来ます。

防水加工製品を使うことは、材木の通気性を悪くしたり水分の逃げ道を無くすことにつながり、劣化を早めることになるので避けるようにしましょう。

メンテナンスをしっかり施すことが出来れば、杉材の屋根板は見た目に美しいだけでなく、長期間にわたってエレガントさを保ちつつその姿を変化させていく魅力的な素材です。

Today's Top Articles:

Scroll to Top