圧倒される独創的な商品のアイデアを発掘してこれまでにない革新的なデバイスを大量生産することは、驚くべきことではありません。少なくとも、迅速なイメージが面白いコレクションに変わる際には当たり前のことです。このような新商品をちらりと見せて、ロンドンのCentral Saint Martins出身であるFernando Laposseは、ヘチマを材料としたキッチンとお風呂の新製品であるヘチマシリーズで世間をあっと言わせました。
何がこのシリーズを乱雑にさせているのでしょうか?そのメキシコ人のデザイナーは、日常のライフスタイルに通じる目につきやすくエコな商品だけでなくヘチマやヘチマスポンジの品質を確かにすることによっても人々の心をつかんでいるのです。本当に気付かない人のために説明すると、ヘチマスポンジは本来、亜熱帯や熱帯の植物で、結びつきの強い繊維や維管束でできており、キッチンやお風呂の商品にされていました。
詳しくいうとヘチマスポンジは、アジア諸国では人気の食用果実です。しかしこれは、キュウリやカボチャの類であり、木にぶら下がって鉛直に育つ傾向があります。その植物には下部に根をほんの少し残していますが、通常は土に少し定着するとなくなってしまいます。実際に持続可能なその果実は、広範囲で汎用的に使用することができます。
おそらく広い用途に使用することができると思われ、Laposseはその果実の秘めた可能性を指摘しており、ヘチマにまったく新しい一面を加えました。その亜熱帯または熱帯の植物は透過性、軽さ、断熱性やテクスチャーのような自然特性を備えており、新たにLoofah Serieに企画された衝撃吸収性も自然の特性です。
しかし、その製作に関していえば、独特で目的にかなうキッチンやお風呂の商品は、平らなヘチマスポンジを縫い合わせて使用用途が広げられています。ヘチマスポンジの工程は細々としていますが、それでもデザイナーは世間の話題を引くと共に、職人の経験を活かして繋ぎ目なくそれぞれのピースを注意深く形作ることができています。
しかし今度のシリーズは、そのデスクが奥行きや圧倒的な携帯性が(不可欠なものとして)印象的です。Fernandoはその寸法に相当吟味を重ねています。一方、そのテラコッタとヘチマの組合せはコントラストが魅力的です。さらに、自然特性を活かして形状を引き延ばした美しい花瓶もあります。実際にデザイナーは、スタイリッシュに形づくられたテーブルから美しく成形された入れ物に至るまで他にも面白いお風呂やキッチン商品をヘチマシリーズとして手掛けており、立ち止まることを知りません。
役に立つものなんでしょうか?Fernando Laposseはその事実を暴露してしまいました。しかし、ヘチマを使用して新しく創意にあふれたヘチマシリーズは、環境とのバランスをとるために過料を払う方法や生活の中でなすべきことを人々に印象付けているようです。
出典: FernandoLaposse