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ヤシの葉の造形展示がヤシの葉の実用性を明らかに!

ナツメヤシの葉で造られた避難所や家は、場所によってはコンクリートや鉄骨による造りにかわっていますがこの地域の大半では何世紀にもわたってアラビアの生活そのものであり続けています。にもかかわらず、ロンドン王立地理学協会の展示用としてヤシの葉の建造物が復刻されています。持続可能であって美しい古い伝統は中東の一部ではナツメヤシの木の幹や繊維質や葉を使い、建造物の重要材料としてまだ盛んに使用されています。

Arish Palm Leaf Sculpture Exhibition

Arish Palm Leaf Sculpture Exhibition

この材料は、アラビア半島の極端に乾燥した気候にとても適している。また、この建造材料はこの地域で有り余るほどなので知名度が高いのです。この材料は、乾燥した強風に十分持ち堪えることができ、砂地を道として使用できるほど軽いので、アジアでは建築材料として竹や籐に匹敵するほど重要とされているヤシの葉は、茅葺きの屋根やドアとしても使用されています。

Arish Palm Leaf Sculpture Exhibition

Bonnie Alterが本で取り上げて書いている、展覧会の学芸員とヤシの葉で驚きの造形展示をした建築家は、建築や建造物について幅広く研究をしています。新しい建材は大きく使用が減ってきていますが、ナツメヤシを好む人は初期に建てられた本来の建物を資産として地域に現存させています。中東だけでなく世界中の他の地域でも持続可能なヤシの葉建築の可能性は広がってきています。持続可能で容易に育てられる資源は特定の場所の生態系の脅威にならないので、いかにして伝統を復活させられるかAlterは調査しています。

Arish Palm Leaf Sculpture Exhibition

ヤシの葉の造形展示で注目された建物は、ヤシの葉でしっかりと織られており、それぞれ断熱や壁として2層構造になっています。それぞれの家が1メートル以上離れていることによって建物の冷却がさらに促進されています。

Arish Palm Leaf Sculpture Exhibition

 南北方向にレイアウトされた家が、災害救援や持続可能な社会を目指す組織であるアクション25のために建築学科の生徒達により4000枚以上のヤシの葉を使って造られました。ナツメヤシを建築資材として使用することによる明らかな建築メリットを提示する以外にも、展覧会では、中東の遺産維持のために活動する伝統的な首長国を拠点とする職人に仕事を提供する社会事業であるSoughaにより、鳥かごやざるを通してヤシの繊維が機能性に優れた材料であることも示しています。

Arish Palm Leaf Sculpture Exhibition

出典: Tree Hugger

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