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ワシントンに、米国初の電気自動車ハイウェイが出来る

Solar Parking

ワシントン州の政府は、民間企業のAeroVironmentが、電気自動車を30分から40分で充電することができる、急速充電ステーションを設置することを発表しました。I5はカナダとオレゴン州の間の道路で、政府が1.32億ドル投資して一連の充電ステーションを設置する計画があります。シアトルには2500ヶ所ほどの充電ステーションができる予定で、オレゴン、ワシントン、アリゾナ、テネシー、カリフォルニアにあわせて15000の充電ステーションができる予定です。このプロジェクトが完了したら、(電気自動車の)ドライバー達はI5の全区間276マイルを走行することができるようになるでしょう。これは、充電ステーションの最初のネットワークになり、また40マイルから60マイルごとに存在する、境界から境界への充電ステーション施設を持つ最初の高速道路となります。

充電スポットはフォードのフォーカスや、日産のリーフ、シボレーのボルトといった、大量生産された電気自動車をサポートすることになります。これらの充電ステーションの大多数はレベル2のタイプで、1時間の充電の後30マイルから40マイル走ることのできる電力を供給し、その他のステーションはレベル3のタイプで、これは30分の充電の後で70マイルから80マイル走行することができる電力を供給します。レベル3のタイプの充電ステーションは特にワシントン州で、I5である一定の間隔をで設置されることになっています。

これらの充電ステーションはトイレや適切な照明やその他の施設といった必要な設備をすべて兼ね備えます。車の充電には少なくとも30分はかかるので、ドライバーがその間暇をもてあそばないようなアクティビティーもあるのです。このプロジェクトの最初の充電ステーションのサイトはエベレットの北と、レイシーの南のI5に沿った場所に建設されます。

電気自動車の最大の問題は長距離のドライブです。ですが、充電ステーションを建設して、その道路上で代替エネルギーを分配するために、ワシントンがカリフォルニア、オレゴン、ブリティッシュコロンビアに参加すれば、その問題は解決するようです。電気自動車のユーザーのほとんどは家で車の充電をしますが、高速道路上に充電する施設があることを知れば、そういったユーザーたちも長距離のドライブをすることができるようになるでしょう。その高速道路上以外にも、セントラルワシントンの農村部にかけて、充電ステーションのチェーンを拡大する計画があります。これらの計画はすべてよりクリーンで、より健康的な将来につながるのです。

Via: AutoEvolution

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