ルーマニアの乗り物の設計士Vlad Iorgulescu氏は、「Renault 4 Redesigned」と名付けられたコンセプト車を発表しました。このコンセプト車は、古い時代の率直さと粘り強さ、現代の設計、技術、再生可能電力の完全な融合です。ルノー4 は、世界で最も売れた車第3位にランクインするほど好評で、スタイルアイコンでもあります。このコンクールの参加者は、ルノーモデルの独自性は尊重しながら、新しいものをつくることが求められています。設計士にとっては課題となります。古いルノーのモデルは、機能性とミニマルな利用という原則に基づいていたからです。
Iorgulescu氏の発表した設計は、原型のコンパクトで頑丈な車体はそのままに、この車をよりクリーンで硬質な形にして現代性を付与しています技術面でいえば、電気エンジンと液体充電池が使われ、承認されたゼロエミッションとなっています、車のフードは、さらにソーラーパネルを搭載し、照明、エアコン、娯楽装備など車の基本的な機能に電力を供給します。
「Renault 4 redesigned」の狙いは、グリーンなエネルギーを生成することと、その材料を、ガラス、リサイクル金属、ポリプロピレン、コットン、カーボンを含まない植物由来のプラスチックなど、リサイクルした品物から調達することです。 このコンセプトは、ルノー4の豊かな遺産と現代的な美学とサステナブルな設計を一体化しようとした、イノベーティブな例の一つです。
出典:Designboom