食事中の方は考えたくも無いような話題で恐縮ですが、トイレ機能テスト専門会社マキシマム・パフォーマンスは、型押しした大豆ペーストでニセウンチの開発を進めてきました。トイレの機能テストに長年関わってきた同社の仕事はトイレを流した時の機能性が一定基準に達するような製品開発を手助けするというものです。信じられないかもしれませんが、トイレの機能には基準が定められており、一回流すごとに３５０グラムの排泄物を流すことが出来なくてはなりません。
トイレを流す際に水の無駄使いを無くすことを目的として行われるがこのテストです。人間の排泄物の密度・水分含有量に似せて作られた大豆ペーストは５０グラム、１０センチに切り取られ、３回連続で流しても流しきれないようになるまで徐々に量を増やしながらテストされます。
アメリカ環境保護エージェンシーによって実施されるこのテストは、流す機能性に加えて使用水量にも目を光らせています。このような過程を経て「効率性能検証済み」のトイレの製造が可能となり、使用した大豆ペーストは薄いフィルムに包まれているのでおよそ１００回まで再利用が可能です。
