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屋根の垂木の間に断熱材を設置する方法

屋根の垂木に断熱材を取り付けることによってコストパフォーマンスの良い省エネ効果を実現することが出来ます。寒気と暖気の入れ替わりを防ぎ、エアコンの使用頻度を抑え電気代を安く済ませることになるのです。取り付けに際しては必要な部品や設備を良く理解しておく必要がありますので、以下にステップごとの実際の取り付け方法をお知らせします。

必要部品

垂木同士の距離を測り必要幅を割り出します。断熱材の購入に関してはロール型の16-24インチ幅のものを選び、長さ8フィートの断熱材が8-10ピース必要になります。ここで垂木の厚さによって「R値」が決まってきます。通常は2×6で断熱値はR19、2×8もしくは2×10でR30が基本です。また特殊ホチキスも後ほど使用するので必要ですし、カッターナイフも長さの微調整用に用意しておくと良いでしょう。

取り付けステップ

ステップ1.正しい換気・採光スペースの確保が重要になってきます。かならずこれらは確保するようにしましょう。

ステップ2.屋根裏での作業には換気扇と作業ライトが必要になります。また長袖を着用し手を完全に保護し、ゴーグルで目を、そしてマスクで顔全体を作業中に生じるファイバーグラスから守るのも忘れないようにしましょう。

ステップ3.垂木の正確な長さを測り、もし8フィートを超えるようでしたら断熱材全体を取り付けることになります。

ステップ4.断熱材のファイバーグラス側を垂木間のスペースに詰め込みます。紙部分は外側を向くようにし、ひだ部分は垂木上部に出るようにします。特殊ホチキスで紙部分を垂木に取り付けます。必要に応じて長さの調整を行うようにします。

ステップ5.床においてあるうちに断熱材の紙側に向けて圧力をかけていきます。そうしてうえでカッターナイフで切断していくことが出来、断熱材を実際に設置した後はポリウレタンで屋根全体を覆うようにします。この際には誰かに手伝ってもらいプリウレタンを屋根に押さえつけてもらうようにしましょう。

ステップ6.ポリウレタンの取り付けが済んだらしっかりと引っ張ったうえで断熱材用に空気穴を開けます。この際にも穴の大きさは釘穴サイズより大きくならないようにします。

結論

屋根の垂木の断熱は簡単でシンプルながらも環境にやさしく効果もしっかりと発揮することが出来る優れた省エネシステムです。このような断熱材の導入を含め、現在は様々な形で家をエコフレンドリー仕様に変えていくことができます。この断熱によって寒気と暖気の入れ替わりをコントロールし室内の温度を一定に保つことが出来ます。まさにエコフレンドリーに出来る省エネ法としては最適なこの断熱方法ですが、結露を起こしやすい点に注意が必要です。結露防止ためには換気システムをしっかりと確保することが大切です。また建築法にも関わってきますから注意が必要です。主にエネルギー使用量の節約によってカーボンフットプリントの削減にもつながり、環境へやさしい取り組みにも寄与することが出来ます。

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