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グリーンな電力で植物の光合成を利用した植物生態型太陽電池

Biophotovoltaics
ちょっと奇異に聞こえますが、ケンブリッジ大学の研究者らは、デザイナーと共同で、人口の光合成の力で光から電力を生成できる次世代の植物生態型太陽電池を開発しようとしています。このグリーンなビジョンをもって、博士課程在学中のPaolo Bombelli氏は、 デザイナーのAlex Driver氏と Carlo Peralta氏とチームを組んで、この原理で働くコンセプトを数種類製造しました。

このチームによれば、平方メートルあたり5-6ワットを製造することができる、家庭用に植物生態型太陽電池システムを使ったアイデアを紹介しました。家庭用として考案されたコンセプトは、日中にエネルギーを蓄える藻でコーティングされたパネルが睡蓮のように集まった、パッドで構成されています。昼間生成された余剰の電子は、日没後は使われません。

チームはまた、藻類で覆った垂直のタワーのような形のソーラーマストをデザインしました。藻類は日光のエネルギーを集める、成長の早い植物だからです。植物に栄養を与えるため、地下の水源から水を集めて、システムを自足型にすることもできます。

植物生態型マスクは、藻類で埋め尽くされ、雨水の収集にも役立つのでシステムの効率化にもつながり、従来のソーラーパネルの競合になる見込みが十分にあると考える研究者もいるほどです。この植物の力を利用するアイデアは、2011年9月11日のロンドンデザイン週間で展示されることになりました。

出典:Treehugger

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