フランスの最大自動車メーカーのシトロエンは、今月のフランクフルト・モーター・ショーにおいて、新しいMPVのTubikを発表するようです。シトロエンは、この数十年間においてTUBとタイプHライト・バンの生産が有名ですが、この新車のTubikも同じコンセプトに基づいています。運転や乗り心地の快適さと楽しさの追及に妥協することない特別仕様さが強調されています。また、座席を3列に調整することができる配置システムが採用されています。長さ4800mm、幅2080mm、そして高さ2050mmの大きさのバンには、余裕で9人が乗ることができます。
内装は、とてもリラックスできるふかふかの座席や十分な照明、そして革がベースとなったおしゃれなデザインです。巨大な半円形のテレビスクリーンと高音質システムが、車内の雰囲気を盛り上げます。車両の両側は、TUBの基本コンセプトであるスライドドアが採用されています。運転席は、ステアリングとペダル、ヘッドディスプレイや循環装置システムなど、とても高級感があります。シトロエンはこの循環的な配置システムを「サイクロトロン」と名付けました。同社は、この車にドライバーの指紋認証システムを採用しました。
この自動車は、温室効果ガスの排出を削減するPSA Hybrid4技術によって制御されていて、使用する燃料をコントロールします。ディーゼルエンジンが装備されていて、その後輪は電気モーターによって駆動します。その品質を強化するために、懸垂装置にハイドロニューマチック技術が使われています。また、車輪には低抵抗の22インチのタイヤが内蔵されています。自動設定配置は、速度と空気力学を改善するために自動車への空気抵抗を減らします。この自動車の最も重要な機能は、エコフレンドリーなところです。CO2をほとんど排出しないパワフルなエンジンと快適な設計において、この自動車は世界で最も有名な自動車となるでしょう。
Via: Autocar