クリーンで効率的なエネルギー源としては燃料電池技術がもっとも発達していることは誰の目にも明らかです。太陽電池や風力発電は固定使用には適しているものの、自動車や移動しながらの充電使用には燃料電池は多くの可能性を秘めており将来的には有害排気ガスゼロの自動車にも適用されることが期待されます。実現にはまだ時間がかかりそうですが、ジート・ベレレン社の燃料電池バックパックは移動中に便利な充電機能を備えています。
このコンセプトデザイン「パワーパック」は燃料電池を装備した小型ユニットが付いており、一般電源へのアクセスが無い状況においても電子機器をつないで使用を可能にするものです。したがって旅行やキャンプ好きにはもちろん、移動の多いライフスタイルの方には重宝がられるでしょう。
ジート・ベレレン社はこの「パワーパック」に関して細かいデータは公表していませんが、メタノールタンクと燃料電池の組み合わせでクリーンで静かなエネルギー供給を約束しています。この製品の出力性能次第では一気にこの分野でのエコ化が進むことになるかも知れませんので興味がもたれます。またクリーンエネルギーを発電するだけでなくその効率の良さにも焦点が当てられています。
