産業革命以来地球上のエコシステムは大きなダメージを受け、人々がライフスタイルから根本的に見直さないと回復は難しいです。初期段階で真剣に捉えなかったばかりに、エコシステムはもとより人類そのものにもダメージを与えてしまいました。さらにすべてをしっかり行ったとしても回復には時間がかかります。それでもこれまでに努力の成果ははっきりと現れてきています。
まずは以前は捨てていたものをリサイクルするようになりました。これによって貴重な天然資源を保護することができます。具体例としてエコペーパーを取り上げてみます。リサイクルを推奨することによって木の乱伐を防ぎエコシステムのバランスを保つというのが目的で、この動きを率先して実践したデイビス・ホールの学生の例を挙げてみていきましょう。
学生の取り組み:
学生が執り行ったというのがポイントです。デイビス・ホールというのは早い話がエンジニア・科学の学校で、LEED賞や環境エネルギーリーダーシップデザインを受賞したということは実用的意味でのな成功です。成功の影には学生の環境に対しての想いが高まって取り組みにつながったというわけです。彼らの取り組みに積極サポートをした学校側も賞賛に値し、エコフレンドリーの実現ということにのみ焦点を置いて協力しました。こうしてデイビス・ホールはLEED金賞を受賞しました。
実際に適用:
学校には自然とつながる多くの施設が存在し、特に雨水の再利用したうえで貯水レベルを一定に保つことを実現しています。加えて小さなグリーン屋根や水の要らないトイレなどもあります。自転車ラックはリサイクル素材を使用し、省エネデザインを採用した通気システムで冷暖房効率も向上しています。したがって学生だけでなく施設自体もできる限りエコフレンドリーするよう努力しているのは素晴らしいデイビス・ホールがLEED金賞を受賞した功績です。この賞は少しずつ進んでいけばそのうちエコシステムの回復は可能であるということを示しており、この先も多くの人に引き継がれてエコシステムが回復していく前例を作り出しました。