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フランクフルトショー2011に展示されたベスト・グリーン・カー10選

Peugeot 508 RXH

フランクフルトショー2011では、ユニークでスタイリッシュそれでいて環境にやさしい様々な車が、世界のトップ車製造会社によって展示されました。従来のガス・石油・ディーゼルエンジンと共にハイブリッド技術を搭載した、燃料効率の良いモデルは別として、製造会社は車の外観を損なわないように気を配ってきました。以下は、フランクフルト・オートショー2011に出展されたエコ・カーのトップ10です。

1. トヨタ・プラグイン・プリウス

Toyota Prius

トヨタのプリウスは、近年の売り上げにおいて最も成功を収めている車の一つです。1.8 Lのエンジンと4.4 kWhの電池パックを搭載しているため、共に稼動した場合の走行距離は600マイル(約960km)です。電池のみではわずか14マイル(約22km)の走行距離になります。たったの90分間で電池を完全に充電できるという点が、最高のポイントです。電気モーターだけで走行した場合、ゼロ・エミッションを約束します。

2. BMW・i

BMW i Concept car

i3コンセプトの車は、世界の自動車市場におけるエコ革命へのBMWの取り組みです。この自動車は、電気のみを燃料とするので、ゼロ・エミッションを実現します。電気モーターを通し、168馬力の電力を出します。主に富裕層向けにデザイン・販売されているi8バージョンは、合わせて220馬力を出す1.5 Lエンジンと電気モーターを搭載しています。この車は、たったの4.6秒で時速60マイル(約96km)に達します。

3. マツダ・CX-5

Mazda Cx-5

CX-5は、その素晴らしいスカイアクティブ・テクノロジーを初めて導入したマツダの車です。CX-5には、ハイブリッドの電気モーターと共に2Lエンジンもしくは2.2Lエンジンの2つのモデルがあります。マツダによると、二酸化炭素排出量は120 g/kmという驚くべき数値にまでダウンしたといいます。どちらのモデルでも、ハイブリッド・エンジンによって40~48mpg(約17~20km/L)の燃費となります。そのエレガントで豪華な外観によって、CX-5にきっと惚れ惚れとするでしょう。

4. フィスカー・サーフ

Fisker Surf

前作のフィスカー・カルマを基にした「フィスカー・サーフ」もまた、豪華なスポーツ・セダンです。175kWの電気モーターと258bhpのBMW石油エンジンで稼動し、合わせれば300マイル(約480km)走行できます。フィスカー社によると、フィスカー・カルマと同様にこの車は、石油のみで稼動する他のエンジンに比べて、炭素排出を大幅に減らしたといいます。その未来的な外観によって、グリーン・カーというコンセプトに良くマッチしています。

5. フォルクスワーゲンUp

Volkswagen

フォルクスワーゲンのUpは、1Lの3気筒石油エンジンによって稼動する、街にぴったりの車です。4人乗りの車の中では最も小さいものの一つで、ブルーモーション・テクノロジーが導入されたことで、フォルクスワーゲン史上で最も燃料効率が良くロー・エミッションの車の一つとなっています。二酸化炭素排出量はわずか100g/Km、燃費は67 mpg(約28km/L)です。フランクフルト・オートショーで、この車は実に多くの人々を引き付けていました。

6. アウディ・A2コンセプト

Audi A2

アウディのフューチャリスティック・A2・コンセプトカーは、34Kwhのリチウムイオン電池パックによって124マイル(約198km)走行でき、トルクは199 lb-ft(約28kg-m)、出力は116馬力です。アウディ社によると、電池の充電はわずか1時間半で済むということです。たったの9.3秒で時速62マイル(約99km)に達する、電気自動車において素晴らしいコンセプトとなっています。

7. シトエン・DS5

Citroen DS5

初のディーゼルと電気のハイブリッドカーであるシトロエンの新DS5は、プジョー508 RXHに似たハイブリッド4システムを搭載しています。2.4 Lのエンジンが164馬力を出すのに加え、電気モーターは更に37馬力を出します。DS5は、低速ならば電気モーター出力のみで走行することができ、ゼロ・エミッションを実現します。基本モデルの値段は25,000ユーロで、完全モデルならばおよそ40,000ユーロとなります。

8. プジョー・508 RXH

Peugeot 508 RXH

プジョー・508 RXHは、合わせて137馬力を出す2Lのエンジンと28kWの電気モーターからなる、ハイブリッド4パワートレインが特徴です。このシステムによって、この車は素晴らしい燃費、そして110 gm/kmという低い炭素排出量を実現します。プジョー社によると、この車の販売は2012年初めから開始する予定です。

9. フォード・エコネティック・フォーカスとフィエスタ

Ford Econetic Fiesta

1.6Lのエンジンを搭載したフォード・エコネティック・フォーカスは、その電気モーターによって、非常にクリーンな走行を約束します。フォード社によると、この車の炭素排出量は低く90 g/Kmで、ベストなエコ・カーの一つとなっています。燃費は80 mpg(約34km/L)で、75mpgのトヨタ・プリウスをも凌いでいます。

10. レクサス・GS450h

Lexus G450H

GS450hは、レクサスによって1993年に初めて発売された、中型ラグジュアリーカーGSシリーズの最新バージョンです。GS450hは、改善された燃料効率や減少した炭素排出と共にその豪華さや心地よさにおいて、BMWやMercedesと競っています。その3.5 Lのエンジンによって、わずか5.9秒で時速60マイル(約96km)に達します。

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