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学生たちが考案した5つのエコ建築プロジェクト

Green Architecture

生活のいたるところで、省エネルギー、エコ製品、そして合成品に代わる生物分解製品などが強調されています。これは、現在の環境シナリオの重要性や深刻さを示しています。こういった環境への意識は長い間育まれてきました。建築学を学ぶ世界中の学生は、従来の建築と同様に、コスト率の良い価格で高度なインフラを備えたエコ建築の提示を目指しています。このような建物は、ソーラーパワーの使用による省エネルギーや、自然・生物分解品を使用した建物全体の建築などが特徴です。若き建築家たちは、環境への意識を持っているだけではなく、グリーン・デザインにおける美しさを達成しようとしています。過去の建築家とは違い、現在もしくは未来の建築家たちは、大きな挑戦に立ち向かっているのです。さあ、以下は彼らの目を見張るような建築物を紹介しています。

1. ビー・パレット

Be Pellato

これは、学校の中庭に置かれていた休憩スペースです。木製パレットを片持ち梁に積み重ねて、自然の階段が作られました。この構造は人々を強く引き付け、多の人々が中庭を通る際に使用したり、階段に座って日光を浴びたり友人と交流するのを楽しんでいたようです。これは、2010年7月に交換留学プログラムに参加していたデンマークのオーフス建築学校の学生9人によるアイデアです。夜間に照らし出されたこの作品は人々の目を楽しませていました。この「ビー・パレット」は有名になり、その成果は高い評価を受けました。

2. ファブ・ラブ

FabLab

「ファブ・ラブ」は自給自足資源や持続可能エネルギーを有する優れた住居です。カタロニア高度建築学校(IAAC)の学生たちによって建てられたこの家は、太陽から受けるエネルギーの3倍のエネルギーを生み出します。建物には発電のため、多くのソーラーパネルが取り付けられています。建物を支える3本足など、カッコよさには様々な秘密があります。エコ生活の素晴らしい模範となるこの家に45,000 €という値段が付けられたのは不思議ではありません。

3. リサイクル不可のダンボールでできた家

Building from non-recyclable cardboards

オーバーン大学の学生たちが、リサイクル不可の蝋引きのダンボールを使用して環境にやさしい家を作り出しました。波形になったこのような蝋引きダンボールは、通常ゴミにされますが、今回は藁に似せた加工をすることで、建築材料になりました。プラスチックに覆われた藁は、まず土台を敷くために地中に埋められます。壁は、藁を敷き詰め大きな木材のリングビームで補強し、8インチ(約20cm)のボンドビームが上に乗せられています。屋根は金属でできています。

4. 仮設バー

Green Bar

オポルト建築学校によって開かれた大会で、学生たちが新しいバーをデザインし、IKEAのたらいを使用してそれを作りました。420のたらいが木製のフレームに固定され、金属構造の上に置かれました。LED照明で輝くたらいによってパーティの雰囲気が醸し出されました。このデザインは傑出していると評価を受け、大会では難なく勝利を手にしました。

5. ヤギの乳搾り小屋

Goat milking shed

このモダンなヤギの乳搾り小屋は、デンバーにあるコロラド大学の学生たちが作りました。使用済みのコンクリート廃石の詰まった蛇篭を使用して建設されたことで、より一層素晴らしいものになっています。この小屋は、かなり広いためにウシやヤギにぴったりであるのに加え、乳搾りのためだと思われますが、人間用の腰掛も付いています。

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