現在のテスラ・ロードスターの不動の人気が新たなライバルK1イべリオの登場で揺るがされそうな感じです。グッドウッド・フェスティバルでベールを脱いだこの車は見た目と機能の両方を兼ね備えた逸品です。見た目は言わずもがなですが機能性も燃費の向上などを実現しその人気は一気にトップに躍り出んばかりです。
細かなスペックはまだ明らかにされていませんが、噂では外観はK1アタック・ロードスターを基準にしてシャーシーは管状スチールスペースフレーム状をなしています。全体のその他の部品はアルミでできており最大限の計量化が図られていますが、その分お値段も高めになるかもしれません。
燃費効率と環境保護を両立させるにあたってリチウムイオン電池による電気駆動システムが採用されています。充電時間ははっきりと公表されていませんが、一回の充電で100から150マイル走行が可能ということは分かっています。最高速度は時速90マイルでロードスターに比べるとこちらは変速ギアボックスは1つのみとなっています。最高速度は少し物足りないかも知れませんが、時速0から60マイルまで3.2秒で到達するのは大満足でしょう。
この車は未来型のスーパースポーツカーの理想の形ですが、商品化には予算面での準備がまだまだ必要です。