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世界最大のソーラーブリッジ

世界中でソーラーエネルギーの使用は進む一方で、太陽光は最も一般的に利用されている再生エネルギーです。特に一般エネルギーが地球温暖化を巻き起こして、化石燃料も底を付きそうなのでこのような太陽エネルギーは必要不可欠です。ソーラーエネルギーはいろいろな製品に使用することができて、ソーラーフォンやパソコン、さらにソーラー冷蔵庫にソーラーカーまであり、ソーラーブリッジに発電施設まで付いているものもあります。ここでは世界最大のソーラーブリッジについてみてみましょう。

巨大建築

橋と駅は都市部には欠かすことができません。都市部でほとんどの燃料を消費しているのでなるべくグリーンハウスガスの発生を抑えて省エネを心がけなければいけません。車業界においてはほぼ全企業が電気自動車の開発に乗り出しているので、道路や橋や駅もこれに続く必要があります。特にロンドンには世界最大のソーラーブリッジがあるのです。

2012年にはテームズ川の向こうに新しい駅が建てられる予定で、太陽エネルギーを有効利用する形になる予定です。もともとのブラックフライアー駅は1884年に建築されたのでこのたび改築工事が行われるというものです。プロジェクトの規模としては巨大なもので、550億ポンドの予算が計上されています。ネットワークレールにもつながっていてこのプロジェクトの名もテームズリンクプロジェクトと呼ばれます。まさにオリンピックのために行われているものです。ネットワークレールによってエネルギー消費量は飛躍的に伸びるでしょうし、通勤者の数も大幅に増えることが予想されています。

橋は100箇所あり、フェリー乗り場は6箇所、トンネルは20個ですが、特にブラックフライアー駅はソーラーパワー式ということで注目を浴びています。このプロジェクトが完成する頃には列車も長くできて利用者の使いやすさも上がります。例えば、1時間に24台の列車がベッドフォードからブライトンまで通っています。

どのように巨大なのか

このプロジェクトを手がけるのは、ソーラー・センチュリー社です。さらにサンヨー、パナソニックも参加して効率性の高いソーラーブリッジの建設に乗り出しています。

完成した際には900000kwhの出力を可能にします。具体的にはブラックフライアー駅とビクトリアンブリッジの6000平方メートル全体をソーラーパネルが埋め尽くす形となります。これによって繁盛期でも駅の必要電力の5%を賄えるようになります。駅建築には意外と少ない14000トンの新しい素材が必要なだけです。

エコ性

最後に最も大事なエコフレンドリー性です。ソーラーパワー式ということはそのままグリーンでカーボンフットプリントも少ないということにつながるのです。ここで削減されるカーボン排出量は511トンにも及びます。

ソーラーパネルの総量は4400個にもおよび、このほかにも雨水再利用施設などのグリーン設備も満載されています。

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