今までに船で生活しようと思ったことがありますか。この考えは少し奇妙に思えるかもしれませんが、文字通りリサイクルした船の家で生活している人たちがいます。グリーン・ハウスはいかなる形式にもなることができます。例えば、運送用のコンテナの家、飛行機の家、または再利用した船の家などです。少なくとも、廃品置場へ船を送らずにカッコいい家を作ることは、良いセンスの表れです。それこそが一番のグリーン生活です。ここでは、エコを意識した人たちが実際に住んでいる、4軒の船を再利用した驚くべき家をご紹介します。
1. ベンソン・フォード船の家
上の写真の船の家は、1923年にヘンリー・フォードによって製造された輸送船です。この船は孫にちなんで「ベンソン・フォード」と名付けられました。船は50年間にわたり五大湖で使われました。船の家は、オハイオ州のプット・イン・ベイのエリー湖にある南バス島の西部海岸上の崖上に建っています。現在はブライアン・カスパー氏が家を所有していて、およそ7000平方フィートのスペースを美しく使用しています。4階建ての船にはバスルームを備えた5室の寝室があります。その他、大きいバーやビリヤードテーブル、複数の休憩室、2つの大きいキッチンと広々としたデッキがあります。一番上の階に、オリジナルのステアリングホイールがあるパイロット・ハウスが位置しています。カスパー家は古い船を保存して、それを美しい湖畔マンションに改築しました。
2. ロッド・パームの船の家
この地方のダイバー兼歴史家であるロッド・パーム氏は、ブリティッシュコロンビアのトフィーノの東に接したストロベリー島を所有しています。パーム氏は古い船を家族と住めるような住宅に改築しました。古い船は、現在、バンクーバー島の西海岸にあるトフィーノのロングビーチの海岸に、プラットフォームを増築して固定されています。ロッド・パーム氏とその家族がここに住んで長く経つので、家には現代のアメニティーがすべて揃っています。この家は、景観が美しい自然の中に設置されています。そしてロッド氏は、船の家でストロベリー島リサーチ協会に関連した海洋研究を行なっています。
3. イギリスのリンディスファーンのホーリー島の艇庫
英国のノーサンバーランドに位置するリンディスファーンのホーリー島(潮の島)は、人口が約160人だけの小さな島です。海岸線は国立自然保護区として指定されます。このホーリー島は長い間、本土とは隔離された状態でした。16世紀にリンディスファーン城が島の頂上に建設されて以来、観光客が来るようになりました。そして、第2の観光スポットになったのが漁船小屋です。この艇庫は、古い船をリサイクルしたのもで、新しい船用の道具や器具を保管するために利用されています。また、もし嵐に遭遇した場合のために、その内部で宿泊するのに十分な広さがあります。島の年老いた漁師が、小さな宿泊設備を造るために古くなった船を利用しました。古くて使わなくなった船の相当な量を取り除いて逆に設置して壁を造り、賢く廃棄される古い船を再利用しました。
4. カリフォルニア州サンタカタリーナ島の住宅
上の写真の美しい家は、ロサンジェルスから約20マイル南西にあるサンタカタリーナ島の海岸にあります。この住宅の特性は、2隻の古い船の廃棄された部品や材料から造られたところです。住宅の上部は昔の船の1つのデッキのように見えます。住宅の他の部分には木材が使用されていて、お洒落で現代的な内装になっています。外観的に船の雰囲気を出すために、家全体が白く塗られています。家の近くに駐車されているゴルフカートは、サンタカタリーナ島の運搬手段として使用されています。