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太陽光を使うマシュマロ焼き機の作り方

Solar marshmallow roaster

これは簡単に作ることができます。必要な物は、段ボール箱、ホイルとルーペです。これを使えば面倒なキャンプファイアの準備をすることなく簡単にマシュマロを焼くことができるのです。また廃棄物を使って何か新しいものをつくることにより、環境への配慮ともなります。

電化製品を買うと必ず段ボール箱がついてきますが、たいていの場合それらはただ捨てられるだけです。その段ボールを利用するということは良いアイディアです。フレネル・レンズはフラットですが、片面は隆起してカーブしているので、これを使えば太陽光を屈折させることができます。白いマシュマロはロースターで濃縮された光の大半を反射し、温めに必要なだけの少量の太陽光を吸収します。太陽光が集まっている点に置くだけで、マシュマロを瞬時に焼くことができます。マシュマロはすぐに暖まり、黒くなって光を吸収しやすくなります。良く焼いたマシュマロがお好みなら、太陽光が集中する点の近くに置くようにしましょう。

難易度:やさしい

作業時間:20分

必要な物

1. アルミホイル

2. 段ボール箱

3. ルーペまたはフレネルレンズ

4. 竹串

5. テープ

6. のり

予算:この装置を作るのにお金はほとんどかかりません。必要な物は大変安価で容易に手に入れられるものばかりです。家に転がっているものもあるはずです。

 

作り方

1. 箱の一方に穴をあけます。穴の寸法はレンズの長さと幅よりも1/4インチ小さくします。こうすることにより、レンズを取り付けるとき、箱とレンズの間に隙間ができません。

2. レンズまたはルーペをテープでとめます。レンズは滑らかな面と溝がついた面の両面があります。溝がついた面を太陽に向け、太陽光を受けるようにします。滑らかな面は箱の内側に向けます。箱の内部にレンズをテープでとめます。

3.  アルミホイルを箱の内側にのり付けします。レンズが取り付けられている部分以外の全てに貼ります。これにより太陽光を受けて段ボール箱が燃えることを防ぎます。太陽光がアルミホイルで反射されるからです。アルミホイルの光沢がある面を外に向けて貼ります。

4. 段ボール箱の中に4面が出来上がります。そのうち1面はレンズが取り付けられており、3面はアルミホイルが貼付けられています。レンズの反対側に四角い穴をあけます。穴のサイズはマシュマロ1個の倍くらいの大きさにします。

5. この穴を通してマシュマロを焼きます。竹串をとめるために、外側に曲がる三角形のタブを切り出します。その上に竹串を置くことができます。

6. マシュマロに竹串を通して段ボール箱につくったタブに乗せます。ダークなレンズのゴーグルをつけて、マシュマロが焼ける様子を楽しみましょう。

 

よくある質問

フレネルレンズとは何ですか?

フレネルレンズはプラスチックでできており、ドラッグストアや文房具屋で入手可能です。もともとはノートを拡大して読み易くするために使われます。ですので大きさはノートのページと同じくらいです。7×10インチのサイズのものを購入しましょう。

どんな種類の段ボール箱を使えば良いのでしょう?

ルーペやフレネルレンズの焦点距離が太陽光を集中させるのにちょうどいい大きさの段ボール箱を選びます。ルーペのサイズが7×10インチでしたら、各辺10インチの段ボールが最適です。太陽光はレンズからおよそ10.5インチのところに集中します。

コツ

マシュマロを早く焼き、太陽光吸収を高めるためには、マシュマロにココアパウダーやチョコレートシロップをかけます。よく焼けたマシュマロは焦点としてそのままにしておきます。焦点からマシュマロを動かすと、光線の強度が低下します。竹串の代わりにハンガーやフォンデュ用のフォークを使うこともできます。ソーセージのスモークや肉を焼いたりすることもできます。

注意点

この装置はキャンプファイアの火で何かを焼くよりも安全に見えますが、燃え易いので、子どもだけで使用させてはいけません。

 

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