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レース用リカンベント自転車の組み立て方

Racer recumbent bike

1980年代には大変一般的だった速く走れて、コストがあまりかからないリカンベント自転車ですが、それを自分で作ることは難しいことではありません。スクラップになったバイクのようでもあるリカンベント自転車は、1980年代のロードバイクに似ています。長時間自転車に乗ることで背中の痛みに悩んでいる人々にとって素晴らしい乗り物です。そんなリカンベント自転車ですが、販売しているものは高額です。スクラップから調達した材料を使って、自分のリカンベント自転車を作ってみませんか?悪い考えてはないでしょう?時間をかけて組み立てていくだけですし、その作業は楽しいはずです。塗装費は除きますが、たった100ドルでリカンベント自転車を組み立てることができます。

 

難易度:比較的難しい。専門技術が必要な作業がいくつかあります。

作業時間:およそ1週間。個人の技術により、かなり差があります。

必要な物

1. 10段変速の自転車

2. 10段変速のチェーン×3

3. 1インチの電気コンジット

4. サドルのための合板とパッド

5. 1/4インチの糸付きロッド

6. 1 1/2インチのスクエアチューブ

7. 1/8インチ×2インチ×8インチ と 3/32インチ×1インチ×3フィートの軟鋼

8. 1/4インチのタイロッドエンド×2

9. ボルトナット、ワッシャー、ロックワッシャー

10. 溶接機

11. クランプ

12. ハックソー

13.  ねじ回し

 

予算: 100ドル

組み立て方法

ステップ1:リアトライアングルを取り外す

全ての材料が揃ったら作業を始めます。まず自転車のリアトライアングルを取り外し、下のブラケットシェルをダウンチューブに固定します。カッティングの前に、自転車が垂直または立てた状態のときの地面からボトムブラケットまでの距離を計算しておきます。測るときは、タイヤに空気を入れておきます。

ハックソーを使ってシートチューブからシートステイを取り外します。ブラケットシェルの近くでチェーンステイもカットします。そしてフロントディレイラーのために2インチ以上あることを確認してボトムブラケットシェルから切り離します

ステップ2:シートステイを曲げる

後輪がドロップアウトにかかるまで押されていることを確認します。車輪を使ってどのくらいシートステイを曲げるか決めましょう。後輪とブレーキをかけた状態でシートステイを曲げましょう。曲げ過ぎてブレーキブラケットが車輪にこすれることがないように注意します。

チェーンステイを地面から6インチのところで切るとき、シートステイの丈夫が地面と平行であることを確認します。

ステップ3:メインのチューブブラケットを作り、溶接する

1/8インチのスチールを切り出し、ボトムブラケットの場所にチェーンステイを溶接します。チェーンステイの外縁を取り付けるのに十分なスペースがあることを確認してください。そして組み上がったものを地面から6インチほどの高さに立てます。その後ホイールとチェーンステイに溶接します。ブラケットの切断面にヤスリをかけて表面を平らにします。

ステップ4:シートステイをシートチューブに溶接する

シートバックの支えとなる新しいシートチューブを取り付けます。角度30度で取り付けます。シートチューブのカットオフ部分が短くなるので、1インチのコンジットを使います。シートチューブがメインチューブと接合されるよう寸法を測り、新しいシートチューブをベントシートステイとメインチューブに30度の角度で溶接します。

ステップ5:ボトムブラケットとフロントエンドを溶接する

この工程は少し難しいので、慎重に行います。ダウンチューブ、トップチューブと新しく取り付けたメインチューブをクランプで固定し、溶接の間曲がらないようにします。空気が入った状態でタイヤをフレームに取り付けておきます。その状態で慎重に溶接します。作業が終わったら、全ての溶接部に慎重にヤスリをかけます。

ステップ6:ステアリングチューブを強化する

元の自転車のトップチューブをカットしてヤスリをかけ、1インチの電気コンジットを切り取って古いシートチューブに、その後メインチューブに取り付けます。そしてフロントの変速機がまっすぐで中央にあることを確認して溶接します。これで基本のフレームが完成します。

ステップ7:リモートステアリングハンドル

まず、ステアリングチューブをどこに取り付けたいかを考え、寸法を測って1インチのコンジットをカットします。そしてステアリングとメインチューブに合うように研磨して溶接します。元の自転車のフォークを取りはずし、フロントタブと同じサイズになるようにタブに溶接します。クランク、ボトムブラケットとペダルを取り付け、フィドルとリモートハンドルを取り付けます。

ステップ8:シートとブラケット

座面は長さ12インチ、背もたれは18インチですが、自身の体格に合わせてサイズを調節します。材料をカットしたら、端は丸めておきます。そしてシートを取り付け、快適に乗れるようパッドで覆います。

ステップ9:チェーンの管理

スケートの車輪を使ってチェーンローラーを作ります。そうすれば、チェーンがシートにあたるのを防ぐことができます。ドリルを使ってシートの前後に5/16インチの穴をあけ、4~5インチのボルトを取り付けます。スケートボードの車輪のベアリングは取り外します。チェーンがローラーに完全に巻き付いていることを確認したら、ナイロンのロックナットを使って取り付けます。

ステップ10:仕上げ

クランクがしっかりと取り付けられていることを確認してから後方の変速機を取り付けます。チェーンを接合し、ブレーキを取り付けます。リアディレイラーとフロントブレーキにつくよう、二段階のケーブルが必要になるかも知れません。出来上がったらまず駐車場で試乗して、不都合がないかをチェックします。もしあれば、修正を行います。

これで作業は終わりです。後は塗装すれば、新品の自転車のように見えるでしょう。

 

よくある質問

Q. 溶接するときに注意することは何でしょうか?

A. 自身の安全はもちろんですが、溶接の火花がタイヤに飛ばないように注意してください。古いタイヤをはめておくか、濡れた布などで覆っておきましょう。

 

コツ:

溶接を始める前に、電気コンジットに亜鉛がないことを確認しましょう。

ボトムブラケットシェルのチェーンステイで大きな穴を作っても問題ありません。後でボトムブラケットを正しい場所に戻せるよう、まっすぐにしておきましょう。

 

気をつけること:

もとの自転車のパーツは、組み立てる前にきれいにしておきます。

研磨や溶接は的確を行うことにより、仕上がりがきれいになります。全てが組合わさってから研磨するのではなく、その都度研磨していきましょう。

 

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