イスラエルの産業デザイナーであるニムロド・サピア氏は、個人向けの優れた乗り物を作ることに人生を捧げているような人ですが、現在は「マイウェイ・コンパクト」というプロジェクトに熱心に取り組んでいます。その名のとおり、「マイウェイ・コンパクト」は頑丈でパワフルかつ実用的な小型電動スクーターで、町中を走り回れます。「マイウェイ・コンパクト」が将来個人用乗り物として社会で大きな役割を果たすことになるとサピア氏は考えています。
サピア氏は長い間さまざまな乗り物や車、おもちゃを研究してきましたが、今はこのプロジェクトに全力を注いでいます。「マイウェイ・コンパクト」はシンプルな個人用二輪車ですが、折りたたんでスーツケースやバッグのサイズにまで縮小することができます。使わないときはバッグのように持ち運べるのです。
「マイウェイ・コンパクト」はサピア氏が以前デザインした同じような二輪車「マイウェイ・クイック」よりも軽いです。この新型スクーターは13.5キロの重さで、折りたたむと65×26×23センチになって、持ち運びに便利なハンドルも付いています。後輪を地面につけて引きずることもできますし、車輪も折りたためばスーツケースのような形にもなります。
どちらにせよ、デザイナーはちょうどこのプロジェクトを終えたところで、提携社が「マイウェイ・コンパクト」電動スクーターの大量生産を始めて、売り出されるのを楽しみに待っているところです。この小型ポータブル電動スクーターが店頭にならべば、市場で話題になること必至です。マイウェイコンパクト
の小売価格は2133ドルです。
参考サイト：Gizmag
