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ロサンゼルスユニオン駅がイメチェン!?

ロサンゼルスユニオン駅は近々、大改装を行なうことが予定されています。最近、ロサンゼルス・メトロ鉄道は駅のマスタープランを進行していく6人の最終候補者を公表しました。UNスタジオやEE&K、パーキンス・イーストマン社、ジャコブ・エンジニアリング社などがその顔ぶれですが、最終決定は6月になされるでしょう。EE&K代表のジョナサン・コーン氏とUNスタジオ代表のベン・ヴァン・バーケル氏は「ビジョン・ボード」という提案を出しました。この提案によると、ユニオン駅は2050年には広々とした屋外空間と新しい開発区からなる多目的でマルチモードのトランジット・ハブとして機能するとのことです。この提案は、単なるコンセプトにすぎませんので、ユニオン駅の最終的なデザインが具体的にどのようになるのかは示されていませんが、当駅と近隣区域の可能性について明確なアイデアを提示してくれています。

Masterplan of Union Station in Los Angeles

UNスタジオとEE&Kによって提示されたマスタープランは、EE&KとUNスタジオ、ジャコブ社による共同開発として進められる予定で、各社がそれぞれグランドデザインや建築、鉄道、インフラストラクチャー工学技術において主導をとります。このマスタープランが完成するのは24ヶ月後といわれています。

当プランでは、トラベル体験を改善することに力を入れることを重視しています。新しい屋外公園や緑化区域によって駅はずいぶん新鮮なものになるでしょう。ロサンゼルス川は再び生き返り、この街と地域全体の輸送機関(これが駅の一番の目的ですが)は高速度で走る鉄道とスムーズな乗り換えが可能になって、とても便利になるでしょう。

UNスタジオ代表のベン・ヴァン・バーケル氏がいうには、彼らのチームによるロサンゼルスユニオン駅ビジョンは、単なる駅だけの改装にとどまらず、あらゆる交通機関が交わる活気あふれるフレキシブルなセンターに変わることだそうです。一年中朝から晩まで活気があって老若男女が楽しめる明るい場所にすることが、彼らの狙いです。チームにとって既存の駅を改装するということは、ただ美しく改修するだけでなく、まったく新しい便利な交通網を提供することなのです。

参考サイト:Worldarchitecturenews

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