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マイクロソフト社がカーボン・ニュートラルを掲げて再出発

環境問題に関心のある人なら、アップルやアマゾン、フェイスブックのような大手企業がエネルギー需要についてエコフレンドリーなことに取り組んでおらず、大気汚染に責任があるといって国際環境NGOグリーンピースが大騒ぎをしたことを覚えていますよね。温室効果ガスの排出を減らすにあたってモラル義務のようなものがあるにはあるのですが、すべての企業は営利目的で成り立っており、環境に優しいことは最優先されず、またそうである義務もないというのが当たり前ですね。しかし、グリーンエネルギー源を目指してゆくことはコスト削減や効果的なPR活動にも通じるので、企業にとってメリットになるかもしれませんよね。

Microsoft is going carbon neutral July 1st

さて、マイクロソフト社がエコに優しくなろうとしている理由は定かではありませんが、当社は二酸化炭素の排出を減らしながら、グリーンエネルギーを購入することで相殺しようとして、これまで非常に努力してきた会社なのです。実際、マイクロソフト社はグリーンパワーの購入量が3番目に大きい企業となっています。毎年、たくさんのお金を費やして15億キロワット/時の再生可能エネルギーを購入しています。この量は、マイクロソフト社のエネルギー需要全体の46%を占めています。さらに、当社は環境に良いことを全力で進めようとしており、この7月1日から完全にカーボン・ニュートラルを実現すると発表したのです。

マイクロソフト社によると、この計画は直販事業のみを対象としていますが、それでもデータセンターやソフトウェアラボ、オフィスビル、従業員のさまざまなトラベルシステムなどのすべてが含まれるとのことです。ソフトウェア企業だからそんなに難しいことじゃないだろう、という意見もあるかもしれませんが、それでもこれは間違いなく大きな一歩であり、他社が同じような道をたどることを促すことにもなるでしょう。グリーンピースへの反撃にもなりそうですね。もっともそれは本筋ではないのでしょうけれど。

参考サイト:Geek

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