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災害の後に電気と飲料水を提供してくれるソーラーパワー発電のトレーラー

どんなに複雑な道具やテクノロジーをもっていても、災害に見舞われたときには役立たずでムダなものばかりです。災害後の最初の数時間以内に、助けを必要としている人たちに緊急事態対応チームは素早く救助と支援を行なわなくてはなりません。大災害の後は数日間にわたって、電気が完全に止まったなか、みすぼらしい避難所で食べ物や水を得ようと人々が必死にもがいている映像を見ることが多いですよね。

Mobile Solar Powered Rapid Response Unit

カリフォルニアを拠点とするグリーン・ホライズン・マニュファクチャリングLLC社が、セントラル・サービス・ユニット(通称CSU)という可動式トレーラーシステムを開発しました。グリーンエネルギーを有効活用して、電気と清潔な水がない人々にそれらを効率的に届けてくれます。240ワットの光電池パネルを使ってクリーンパワーを生産できるソーラーパワーを利用しており、従来の電源に代わるものとして使うことができます。大災害の後には数日間ほど電線が破壊されてしまって電気が使えないことを考えると、この装置が救助と支援活動において大きな助けになるのは明らかです。

この装置は特別にデザインされた水管理システムを使用して、2000ガロンの廃水を加工することによって、1日あたり19000ガロンの飲料水も提供してくれます。Wi-Fiやインターネット接続、電話サービスなどできるだけ多くの機能をCSUは装備しようとしており、救助活動がよりスムーズに行なわれるのに役立つでしょう。従来の電気が止まってしまったときにこそ、グリーンエネルギーがどれほど役立ってくれるかを、この装置は示しています。

参考サイト:Energymatters

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