ecofriend.com

自然が好きな人のためのバードウォッチング・ホテル

モーリス・アーキテクト社による鳥と愛鳥家の楽園、バードウォッチング・ホテルは、2009年のラジカル・イノベーション・コンペティッションで創造的なホテルの発想が準優勝となりました。このプロトタイプは、可能性がある素晴らしいアイデアだけで終わることなく、大会の主催者の1社であるホスピタリティー・デザイン・マガジンが、大手ホテル開発会社のジョン・ハーディ・グループと共に、世界中のホテル開発者の頂点を狙った試みでした。そのため、潜在している可能性を備えた素晴らしいアイデアは、特許を取って現実化できる可能性を秘めています!そして、現実となれば、このビジネスホテルは愛鳥家だけでなく、自然を愛する人たちにとって魅力的なホテルとなることでしょう。

Birding Hotel

このようなベンチャーが成功する予想は難しくはありません。なぜなら、趣味としてのバードウォッチングの人気が上昇し始めているからです。例えば、米国だけでは、趣味としてのバードウォッチングをする人の数は2003年の4600万人から2007年には2780万に上昇しています!そして、国の繁栄のためのベビーブーマー世代の60パーセントの人たちが、これを趣味にしているという事実をここに加えておきます。成長しつつある接客産業のこれらの数値と用語「成功」を組み合わせれば、バードウォッチング・ホテルのコンセプトが明確に分かります。

今までのバードウォッチング用の宿泊施設といえば、森のキャンプ・ロッジか地方のモーテル、あるいはトレーラーでした。これらがバードウォッチングをする現場の唯一の標準でした。このコンセプトは、バードウォッチング・サイトとゆったりとした生活空間を統合しようとするもので、すべての経験を楽しく、かつ忘れがたいものにすることを目的としています。この設計は、娯楽施設として専門家や博物学者、そして愛好家のためのすばらしい経験になることを保証します。

この建物には、すばらしい計画と専門知識が盛り込まれています。主要な作業は、可能性のある現場を見つけて、次に、持続性と建築の可能性を査定します。これには建築技術者や機械技師、その他コンサルタントだけでなく、鳥類学者や地質学者、そして環境科学者などの専門家による専門知識が必要です。鳥は定住かもしれないし、あるいは渡り鳥かもしれません。通常、鳥を観察する場合には、異なる鳥を観察するためには、異なる場所へ移動しなければなりません。そのためには、すべての鳥が集まる中心となる場所を見つけることが必要です。したがって、プロジェクトは、これらのすべての専門家のグループの知能や資源が必要なのです!

このようなホテルの設計は、2つのまったく異なる地方に作る必要があります。1つは寒くて乾燥したアラスカ州の地域のホテルで、もう一つは熱くて湿度の高いコスタリカです。言うまでもありませんが、ホテルに関するすべてのものは、これらの気候的な必要性に適するために改築しなければなりません。

 

Via: AnimalArchitecture

Today's Top Articles:

Scroll to Top