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青島のマスタープラン:持続可能な建築物と文化交流の育成

中国の青島市は国内および海外からの旅行者の人気観光地です。2009年には中国の最も住みやすい市に指定されましたが、その人気と人口増加のおかげで市の許容範囲を押し広げたりいくつかの要素をさらに発達させる必要性がでてきました。そういった中でQingdao Master Plan Competitionが開催され建築家やデザイナーは美しさと持続可能性を兼ね備えながら上記2点の要求を具現化する構想を考案しました。デンマークのHolm Architecture Office (HAO)とArchiland Beijingがその革新的な計画によってこのコンペティションの優勝者となりました。

HAO and Archiland Beijing Win Qingdao Master Plan Competition

この計画用地は空港からわずか5分の青島市内にあり、既存の道路によって3区画に分けられます。A区画は文化センター、B区画とC区画は多目的の住居施設として開発する構想です。この3区画は地面から一段低いカルチャー通路によって繋がっていてこの通路がこの計画の本質的な特徴となっています。

カルチャー通路にはメイン入口以外にも他の入り口がいくつかあり、多目的アウトドア広場として使用できる中庭を3カ所に設置しています。この中庭はそれぞれ食品売り場、映画館、レストラン、商店そして博物館へ繋がっています。カルチャー通路と3カ所の中庭は住人や観光客の合流場所としても機能するため、共同体の調和を促し新たな関係を育むのに役立ちます。

B区画とC区画は公共施設と娯楽施設を備えた高所得、中所得、低所得混合の居住区域です。 居室には自然光や自然通気を最大限に取り入れ、冷暖房装置の使用を最小限に抑えています。

Via: Bustler

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