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高速鉄道の数々

日々人類の生活は新たな開発などの技術進化を遂げている中で、われわれの生活水準も向上を続けています。その一例は超高速鉄道で地球上でその開発が進められています。列車の旅が遅くてつまらないという時代はもう過ぎ去ったのです。今や最新式の技術がこの高速鉄道に注ぎ込まれています。ここではそのうち2011年版ベスト5をご紹介しましょう。

1.オーストラリアの高速鉄道

国際デザイン専門社HASSEELLのおくる最新コンセプトは1960年代のHKモナロ・A-HSVをヒントにしています。この2階建て列車は時速400キロでの走行を可能にし、広々としたモダンな内装に通勤用シート、高級ダイニング、会議室に加えコンビニも入っています。列車としてだけでなく、A-HSVは低排ガスで安全に首都圏と周辺都市を結びます。飛行機に変わる移動手段としてシドニー~メルボルン間を3時間弱で結びます。

格安航空券が出回る中、時速400キロで移動できるこの鉄道システムがオーストラリアにおける未来の公共交通手段として栄えるでしょうか?

2.ドイツバーン・ICx

シーメンス&ドイツバーンが共同でICE3に似た完全に新しいコンセプトを開発しています。鉄道界に革命を起こすこのプロジェクトは、シーメンスにとっては160年の歴史の中で最大級の契約でドイツバーンのために長距離ICx列車を300台建造することになります。第一号は2016年に実用化され、シーメンスによると経済効率と稼動経済性においては右に出るものがありません。ボンバーディア社がパートナーとして車体を担当します。

3.カリフォルニアの高速鉄道

推定$9850億をかけてサンフランシスコとロサンゼルスを結ぶカリフォルニア高速鉄道のプランです。部分ごとに建設される線路はメルセドとバーカーズフィールドの間にあるセントラル・バレーから2012年に開始され、2017年の完成を目指しています。完全完成には20年の歳月を必要とし、800マイルの線路でサクラメントとサンディエゴ間の各都市を結びます。サンフランシスコとロサンゼルス間の一部既存の線路を使うのでコストも下げられますし、完成した際には毎年$3億5200万の利益が見込まれています。初めは$330億の予算が2008年に認証され、後に33%増の$430億に膨れ上がりました。これでも規模を考えれば安いくらいです。

4.日本の新型マグレブ新幹線

建設費51兆円をかけて東京と新潟を時速320キロ・約40分で結ぶスピードは、従来の新幹線は100分かかることを考えれば驚異的な数字です。このマグレブ新幹線は地下に建設が行われ、幅一キロの長さに加え沢山の機器が地下に設置されることになります。また名古屋駅のデザインも改修し、マグレブに遅れが出たときも新幹線のプラットフォームに10分で移動可能にします。この計画は2025年まで待たなくてはいけませんが、この間は新型新幹線が続々お披露目される予定です。

5.中国の北京~上海高速鉄道

時速およそ300キロで神南西駅と北京南駅を1時間32分で結び、現在よりも2時間も短縮させることができます。この列車は北京~上海間の1318キロをつなぐことで、ヤンチェ河とパンボハイ経済地域の間での人や物資の移動の活性化を助けます。

試験走行は2011年6月に実行済みで、北京~上海間を5時間30分で結びこれは通常の列車の半分の時間です。

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