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グリーンな素晴らしい再生バス

身近なバスは取り立ててアートというわけでもありません。基本的には移動手段としての役割を果たすためにデザインがなされています。しかし、最先端のデザイナーなどは使用されていないバスを改良して見た目も素晴らしい機能的な新スタイルバスを作り出しています。このような想像性豊かなアイデアから生まれたバスは日常に目にするものに対する見方を大きく変えてくれます。

再生バスレストラン

1989年型フォード・ウォードスクールバスが改良されてレストランに生まれ変わりフランス語っぽい響きのラ・トゥルクという名を与えられました。このバスレストランはサンフランシスコのブラナン通りに置かれあっという間に人気が出てきました。

バスの後部は専用キッチンに変えられて、高品質の機材が装備されています。横にある長いベンチは快適な椅子が付いてきて、バスの屋根には天窓が付いています。メニューはファーストフード形式ですがお店の雰囲気はバストラン独特の感じです。

バス・バー

1977年フォルクスワーゲンバスが改修されてタイのバンコクでバーに生まれ変わりました。バスバーは実際にピクニックエリアやパーティー会場に横付けできて、サイドパネルを下げて屋根部分を上昇させて完全バー機能に変身します。巨大空冷容器に冷やした飲み物を入れ、高速ブレンダーがカクテルのミックスを助けてくれます。600ワットのステレオと5000ワットスピーカーを搭載したミクシングボードが大音響でパーティー気分を高めてくれます。

電源は200アンペアの電池でバスの走行中に充電されます。外部電源も取れますが内蔵充電器でも充電できます。

販売価格は$10000で海外輸出も可能です。

古いスクールバスを利用したバス停

彫刻家のクリス・フェネルが作り出したアテネにある人目を引くバス停は、1962・72・77年に作られた当時人気のスクールバスのボディ部分を再利用しています。明るい黄色にシンプルな機能のデザイン、使われなくなったバスを利用して、都会アートと呼ぶのにふさわしいものです。

廃棄フォルクスワーゲン製ビリヤードテーブル

製作者が不明な1965年型フォルクスワーゲンバスでできたビリヤードテーブルです。エンジン、変速機、ハンドルが取り外されてボディー上半身は切断されています。そこに平らな板に様々な手を加えてビリヤード台を作り出し、空いたエンジンスペースはボールやラック、キューなどの道具をしまっておくのに便利です。

現オーナーは$8200払ったということですが、売却しようとすればもっと高値が付くこと間違いナシです。

自転車図書館

ロンドンの2階建てバスを改造して自転車図書館を作り出し、決まった時間自転車を借りることができるのです。借り出し可能な自転車は男女用合わせて7台用意され、変速ギア付や電気自転車まで含まれます。2階部分は自転車に関する読み物が揃い、自転車選びのアドバイスも得られます。加えて自転車用のスーツやアクセサリーも販売されています。自転車を借りながらそのまま自分の物にできるパターンも用意されています。

この自転車図書館はロンドン市内の移動システムによる環境汚染阻止を広める為に利用されています。

バスホーム

ギリシャの建築博士、アリスティデ・アントナスは2階建てバスを移動住居に変えて7つのベッド、リビングルーム、そしてバスルームも付けました。彼によれば私たちは必要以外のものを付け足していって複雑にしすぎだといいます。このケースでは最初にインテリアを全部取り除いてしまってから、必要なものだけを取り付けていきました。今すぐにでも公園や建築現場で一時的住居として活躍できそうです。

夢のバスハウス

このプロジェクトは通称「ジム」さんによって行われ、廃棄されたバスを移動住居に変えて彼なりのアメリカンドリームを体現させました。それまでは家のローンやクレジットカード支払いに追われていたので一からやり直そうとしたのです。友達と一緒にオンボロスクールバスを$1400ずつ出し合って買い取り、インテリアを改造して作り上げたのです。総額$12000で家を持つことができ、家周りの出費は月$400です。ちなみに彼が独身であることもプラスです。

ジムさんはSkoolie.netというスクールバス改造専門ウェブサイトから必要な情報やアドバイスを入手しました。このようなグループが存在するということは、実際はどれだけオンボロスクールバスを改造して別の目的に再利用しようとしている人がいるか分かるというものです。

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