ニューヨークのホームレスの猫にシェルターを提供するために、Giving Shelterと称されるイベントが開催された。いくつかの建築事務所がこのイベントに参加して、特に冬の寒さの中で凍えている猫が生きていられるような様々なシェルターをデザイン、開発や寄付をして手助けをしています。同じような志を持ったLucio Santosは、野良猫シェルターを発表しました。この猫シェルターはポッドホテルとして使用され、冬に猫は特別な処置を受けることができるので、完全に保護された３種類の長さのいずれかのポッドで休むことができるのです。二つの保護されていないポッドは、夏でも同じ快適性を提供します。これらのポッドには合板フレームの間に隙間があり、猫には小さな遊べるジャングルジムのように見えるでしょう。
双方向に出入りでき便利なものにするため、それぞれのポッドには両端にヒンジ付のドアがあります。またこれらのポッドは、メンテナンス作業が必要な際にはフレームを簡単に取り外せます。季節ごとの必要性または更に猫の集団が増えたときに、これらのポッドは改造することができます。ポッドの断熱構造を確保するため、１０インチの塩化ビニル製の筒は１２インチの塩化ビニル製の筒内に収められています。小さい方の筒は、発砲体を充填する際には両端をリサイクルのプラスチックで覆います。筒端面は白いアクリルリングと猫の上部のドアを用いて塞がれています。ポッドの耐水性のため、継ぎ目と接合部にはすべてシリコンシーリングが施されています。
囲われていないポッドの場合、小さい筒はサイザル麻のロープで覆われており、両端は猫のドアを使って塞がれています。猫は、爪を研ぐために引っ掻き面としてサイザル麻のロープを使います。このロープにはざらざらした表面があるので、登ったり寄りかかったりすることができます。合板を防水してフレームを着色するために、ポリウレタンベースの木用ステイン塗料が使われているので、猫用シェルターには美しく高級感のあるウォルナット色の雰囲気が漂います。ねじ頭が平らなねじや坊主釘を使用して、水平支柱と垂直のリブは一緒に固定されています。このように、このシェルターの構造すべてが、猫に非常に配慮してデザインされているので寒い冬に最適な方法で生き残るのに役立つでしょう。
出典: lúcio santos
