童話の歌詞によくあるように、水はあちこちにありながらもその全てが飲み水になるとは限りません。数字にしてみると世界中の人口のうち１８％がきれいな飲み水へのアクセスが無いということです。つまり水には人類の存続がかかっているのです。水不足は解決が必須な問題になっており、水の重要性を理解して節約をしなければいけません。雨水を集めて再利用することは地下水の代わりになる良い方法です。この記事では水不足危機を救う５つの想像性豊かな雨水集積システムを紹介します。
ウォーツリー
ひっくり返した傘のような形です。上部には大きなスペースが確保されていて水の節約には大変有効です。オーストラリアのデザイナー、クリス・バークナーによってデザインされ、庭や公園などどこにでも設置することができます。雨から身を守るだけでなく雨水を集めてタンクに移し色々な場所に使えます。
レインチェイン
日本では色々なことをいつもユニークに行っています。このレインチェインもそんな創造性あふれる一例で、雨水を集めることで地上の水の量が増えて色々な方面に好影響を及ぼします。建設段階はエコフレンドリーではないのですが、なるべくエコに近づけるべく研究が進んでいます。雨水を集めて雨用容器や地下貯蔵タンクに運びます。このようにして周辺地域の水不足を解消します。
ＣＩＳＴＡ
エコフレンドリーな人にとっては自宅の雨水集積システムは重要課題です。このＣＩＳＴＡでによって雨水をしっかりとオシャレに集めることができます。エコフレンドリーに行くと見た目がイマイチになるのは昔の話で、ＣＩＳＴＡが全てを変えてくれます。都市部の住民を対象としておりフィグ４０とモス・サンド建築のチームによって開発されました。彼らによると、１００ガロンの雨水を集めることが可能でスペースも取らずにステンレスからできているということです。これがエコフレンドリーハウスに搭載される日もそう遠くはないでしょう。
イオレウ
多機能性のエコ機器です。雨水を集めるだけでなく発電機能をも備えています。ジュリエン・バーギグナットによってデザインされたシステムは発電をした電気を電子機器の充電に使用できます。ほかにも住宅の電気にも使うことができます。システムには２つのモジュールが入っており一つ目は雨水を集めてきれいにして、もう１つは風力・カミナリ発電を通して電気を発生させるものです。ベース部分は６００リットル分の水を貯蔵可能で、ガーデニングや飲み水用として利用できます。
ウォーターウォール
雨水の集積を簡単かつ安全に行えるのがこのウォーターウォールです。タンクの一部に取り付けられてデコレーション効果と貯水用に利用されます。さらに雨水の確保にも使えて、噴水のような機能を持っています。タンクは通常のタンクよりもガッチリしていていますが、サイズの割には６５０ガロンの貯蔵量を誇り幅は２フィートです。ＵＶ対応可能な高密度ポリエチレンでできているので藻の発生を許しません。雨季の間にたくさんの雨水を集めて、貯蔵しておくことができます。
