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自然との共存を実現するエコ娯楽施設

シフトアーバニズム建築は、オランダのティルバーグにある複合娯楽ショッピング施設の開発において数々の賞を受賞したオランダの会社です。この施設では田舎の雰囲気を生かしつつも最新のスタイルで天然自然と娯楽の融合を目指しており、このプロジェクトは4つの建物からなり、全てをあわせることで都市と田舎の一体化を実現しています。シフト建築社は組織分布的なアプローチをしてこの「トポス」という美しいデザインを作り出しました。これはただのエコフレンドリー商業施設ではなく、土地と建築物のマッチした良い例です。

入り口の広場は大きなボール型をしており周辺の地形とよく馴染んでいます。4つのビルはいずれも特殊な形でこの広場を通してつながっており、それを意識しながら歩くのも楽しいです。様々な方向に伸びている建物の中には巨大ショップが入っていて、地元の生鮮食料品を販売しています。コンクールで2位に入ったこのデザインは全体の建築プランの中心となる役割を果たしています。この部分は透明なグリーンハウスの様子を反映させています。

内側にある木の彫刻は十字をしており、一階広場に置かれています。この広場はインドア庭園として外と中とを結ぶ役目を果たしており、この十字彫刻もその一部として機能しています。優勝したキャンパスビルは3つの商業ビルが1つに納まったデザインになっています。建物内部には中庭があり、3つ全てのビルの入り口がここに向かっており人の流れを効率的にしています。周辺のデザインに合わせて水平に伸びる帯状の窓は見た目の調和を促し、壕部分に3D効果をもたらします。

3つ目のビルはレストランの入った建物で3角形のデザインをしており、正面は中央広場に面しています。座席は屋内の中央部分に位置し、テラスは南に向かって伸びています。折りたたみ可能な窓パネルによって内側と外側が一体化するようになっており、こうして境目がなくなると素晴らしいレイアウトです。

4つ目はソリティアという名で知られています。3位に入賞したこのデザインは花瓶のような形をしています。中央上部に菜園がありそのほかにもいくつかの機能が入っています。輪状のパビリオンはスライドガラスパネルが設置されており、開放するといくつかの部屋がつながってスペースを作ることができます。このように、一つ一つの建物の特色が合わさったこのトポス総合施設はティルバーグを訪れる人にとっては是非立ち寄っておきたいところです。

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