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サイエンスフィクションからでてきたグリーンビル

環境を考慮して素材効率の高い建築物をエコフレンドリービルと呼びます。建築過程だけでなく内外装のデザイン全てが環境に優しい方法でなされているのです。地球温暖化にも影響が少なく、世界中にある例としてアゼルバイジャンのジラ島などが挙げられます。

サイエンスフィクションは実際にはあるはずが無さそうでも実は存在する近未来の技術や宇宙旅行の話などを含みます。世界中にもこのような建築物があり、オランダのレリスタッドにあるアゴラシアターが良い例です。

現代世界では地球温暖化に対する意識が高く、対策が練られています。これを念頭にした上でサイエンスフィクションのアイデアを採用して、想像を超える環境に優しく素材効率の高い建築物が作られています。

有名な例としては次のようなものがあります。

バーレーン世界貿易センター

高さ787フィートで50階建てのツインタワーがバーレーンのマナマにあります。2008年にアトキンスのドクター・ドームによって建てられて、3本の空中ブリッジによってつながっておりそれぞれ95フィートの風力タービンが内蔵されていて、225キロワットの発電量を誇ります。帆の形をしたビルは風の流れを上手くして風力発電の効率を高めるよう工夫されています。半日の稼動にもかかわらず毎日300軒分の発電を可能にします。

カリフォルニア・サイエンスアカデミー

1853年に建築され、1989年にはロマ・プリエラの地震によって大きな被害を受けたため大改築が施されました。レンゾ・ピアノがデザインを担当し、主なフォーカスは環境に優しいデザインです。20000キュービックヤードの範囲にわたって敷地が広がり、リサイクル鉄のビームを使用して、リサイクルしたジーンズを断熱材に使っていて同じくリサイクルしたパチョリオイルを芳香剤代わりに使っています。水の使用料は水の排出量を50%少なくし、雨水を再利用して60000個の太陽電池パネルを使用し、2.5エーカーのグリーンエリアが屋根にあり、部屋の90%は自然光を利用しています。

ナンヤンアート技術大学

1991年に設立された大学で3つのビルからなります。カリフォルニアのサイエンスアカデミーに良く似た建築形態で、緑タップリの屋根は断熱効果も高くなっています。さらに屋根のデザインは雨水を集めエアコン代わりに使用し、フロア部分はあちこちから自然太陽光を取り込むようになっており、毎年120000キロワットの電力を節約しています。

スペインのパワータワー

2006年にセビリヤはヨーロッパで初めて商業用太陽熱発電所をはじめ、一般家庭6000世帯に11メガワットの電力を供給しました。2013年には180000世帯まで拡張供給できる予定で、巨大なタワーは600枚の鏡が様々な角度で取り付けられ、タワー頂上付近にある集光ポイントに向けて光を反射させています。そこには水のパイプが通っていて太陽光の熱で暖められてそこからでた蒸気がタービンを回していきます。日が落ちた後もこのタービンは1時間ほど回り続けることができます。

このような建築物は環境を守るべく人類があみ出した創造力豊かなアイデアの結晶です。

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