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アンプル社のEoが世界初の電気4輪車だと主張

今週ロサンゼルスで開催された電気自動車シンポジウムでは、世界初の電気四輪車であると主張する電気自動車が紹介されました。これよりも古いイタリア製タザーリ社のゼロもまた電動四輪車なので、この主張には異論があるかもしれないけれども、アンプル・インターナショナル社のEoは、走行距離が200キロメートルとさらに長く、また、1人から3人の人が乗車できます。

Ample EVS

この小型電気自動車では、時速65キロメートルの最高速度と200キロメートルの走行距離が実現可能です。これは、タザーリ社のゼロが提示するものより60キロメートルも長いです。アンプル・インターナショナル社のある役員によれば、Eoは電動の四輪オートバイなのだそうです。スリムな外形を考えれば、乗る人を保護するカバーが付いているとは言え、ある種のバイクに本当によく似ています。

興味深いのは、Eoがサイドミラーを使用せず、代わりに、周囲の状況の生の映像をラップアラウンド型ダッシュボード上の画面に映し出す後ろ向きのカメラを頼りにしていることです。車内について言えば、前に運転手用シートが、後に2人用の予備シートが備わっています。ひとりでEoを運転する場合には、2人用のシートを折りたたんで荷物を積むスペースを作ることができます。

価格設定や技術的仕様についてはまだ発表されていませんが、その詳細は近いうちに耳にすることができるでしょう。Eoは現存する中で最速の電気自動車というわけではありませんが、それが提示する走行距離はなかなか立派なものです。言うまでもありませんが、多くの電気自動車は実際、速度ではなく走行距離のほうにより重点を置いて設計されているのです。

このEoは、世界最小のエコ・カーとして認められているボルペを連想させます。ほっそりとしたボディスタイルは、狭い場所に駐車する場合や、渋滞に悩まされる地域に住んでいる人々にとっては理想的でしょう。おまけに、たった一度の充電で200マイル走れるという事実は、あなたが、再充電が必要になって慌てることもなしに、今までよりも長い距離を走れることを意味しています。

出典: 自動車ブログ

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