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自然の石からヒントを得たエココンセプト自動車

ターボ未来型自動車と夢のクルマを一体化したこのコンセプトは中国に住む22歳のファン・ハオさんによって生み出されました。カッコいい宇宙船のようなデザインで「タイフー」と名付けられた一台です。なぜこの名前なのかというと磁気性の駆動システムの形が自然界に存在する「タイフ」石の形に似ているからだそうです。

タイフ石は中国庭園には欠かすことのできない役割を持っていて、ハオさんによるとこの特別な形をした流線型の石に大きく影響されたということです。そうして生まれたこのコンセプトカーは2046年にはもしかしたら実際に製品化されていてもおかしくありません。

若者向けに作られた2シーターの自動車で、近未来都市をイメージしてデザインされています。コンパクトなスタイルは現代のハッチバックのように、混みあった都会の交通状況にピッタリです。外観は曲線を主体にしてあり、ボディー強度は軽量アルミフレームでしっかりとサポートされています。一方シャーシは強度の高いアクリル窓と接続しており、この窓も磨耗防止フィルムで守られています。

しかし、見た目と作りの素晴らしさ以外にもここで注目したいのはグリーン技術が採用されている点です。この自動車は特別仕様のガラス素材(窓としても機能)を使用していて、そこには薄型太陽電池が内蔵されています。そこで作られた太陽エネルギーは自動車内の電装品に使用されます。そして車内にあるガラス素材はマルチメディアに対応するプロジェクト・スクリーンとしても使うことができます。

メイン動力系に関しては、角度付ホイールのハブ部分に収納されている電気モーターを使って動き、強力バッテリーパックでサポートされています。最後に、消費者には嬉しい超低排ガスモードで500キロにわたって走行が可能です。

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