エコなインディゴ・タワーは都会の空気をきれいにすることもできる

最近では建築会社はなるべく環境との関連を考慮して、プロジェクトにエコフレンドリーを取り入れるところが増えています。香港にある建築会社「10デザイン」が手がけるインディゴ・タワーは都市の空気を洗浄する機能を持たせることで環境問題に対応していこうとしています。つまりホコリや油、バクテリアなどを大気中から取り除き、酸素と水を作り出すのです。これは建物外部に取り付けられたナノコーティングされた酸化チタニウムによって実現し、太陽光の力で化学反応を起こしながら、同時に充電をして夜間にもその反応が出来るようになっています。

夜間にはタワーはインディゴ模様にライトアップされ、その光量は日中に充電した太陽光の量に左右されます。光の具合によってどれだけ大気が洗浄されたかが分かり、日中は黄色く光ります。表面面積を増やすために特に南側の部分を強化して風の通りも良くするために建物自体は3つのバーに分かれています。こうして表面積を増やすことで酸化チタニウムの化学反応を増やしてより多くのエリアの空気を洗浄しようとしています。

また集中する風力がチタニウムパネルの横を通り抜け、換気の役割を果たす他、風力発電にも利用されています。つまり南側に高気圧、北側に低気圧が生まれ、自然に換気が行われているのです。風の流れに関しても上手く計算されており、タワーの表面構造は酸化チタニウム自身の分子構造をヒントにしています。

建物の表面は化学変化で生じる副産物を収集するようにオーガニックセルが張り巡らされており、水と雨水も集めています。日陰と太陽光のバランスを取るために南側のタワーから北側へと表面スキンは移動できるようになっています。タワー内にはガーデンがあり人々がリラックスしてきれいな空気を吸うことができます。化学変化でできた水や集められた雨水はこうした一般の来訪者のために使われます。

地上部分には大きなプールがあって、フィルター化された水が花や植物のために使われています。さらにその水はポンプでタワー内に戻されてトイレの水としてつかわれます。化学反応で発生する微量の二酸化炭素も室内のガーデンによって酸素に変えられるという仕組みです。

このような継続性建築デザインは都市部における環境汚染に対する意識を高めるために必要性が日増しに高くなっていく一方です。

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