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ギネス社の深海バー:ジャンプ・スタジオが豪華なバーを潜水艦に押し込んだ!

これらすべての瀟洒なマンションやアパートを設計することと、潜水艦内にバーを備え付けることとは全くの別問題です。アーサー・ギネスの、ダブリンにある聖ジェームス・ゲート醸造所との9,000年間賃貸契約書署名250周年を祝うために、ギネス社は、専用の潜水艦用に、極めて特別なバーを誰かに設計してもらいたいと考えました。この難題は、ロンドンに本拠を置くジャンプ・スタジオによって成し遂げられましたが、彼らは、高級感に関する基準やギネスにふさわしい外観およびこのような冒険的事業に付き物の安全性基準の両方を満たして、この深海船舶の内部にバーを設計することにどうにか成功しました。

Guinness Deep-Sea Bar by  Jump Studios

潜水艦内で使用可能なスペースとほぼ同じ大きさの室内設備を作り上げるのは困難でしたが、設計者たちは、部品を別々に製作し、後にそれらを組み立てるという作業を、この潜水艦が停泊していたスウェーデンの凍り付くほど寒い状況の中で何とかやり遂げました。座席やテーブルその他の設備はすべて表面がゴムで覆われ、バーに幾分か落ち着いた照明効果を出すために、LED照明の設置が採用されました。

この室内設備は、ギネス社のイメージや、このようなプロジェクトに要求されるであろう具体的な外観を常に心に留めながら注意深く作り上げられました。潜水艦内の限られたスペースをバーに変えることはそれ自体が難題であり、適切な防火機構を用いて安全基準を満たすこともまた、設計には不可欠な要素でした。バーが設置されたあとに、この潜水艦がバルト海の海底をどんなふうに旅するのかを思い描いてみれば、あなたはきっと、単にこのバーの中にいるという以上に酔っぱらった気分になることでしょう。

出典: Archdaily

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