廃棄物は鉄であってもそうでなくても生活の中心に位置しています。鉄の廃棄物は有害物質を含むのでより危険で、捨てられる場所の周辺の土壌を汚染することになります。このような危険を減らすにはリサイクルが一番です。沢山の想像性豊かなアイデアを持ったデザイナーがリサイクルメタルを用いて美しい作品を作り出しています。
スクラップメタル家具
ボブ・キャンベルは普通の人と違って鉄は捨ててはいけないという信念を持っています。そこで彼は鉄の廃棄物を使って美しい家具を作り出します。産業アーティストでもある彼の作品はホイールやチェーンなどから家具を作り出し、皮や木などの他の素材で飾り付けをします。それらの作品を展示するために個展ギャラリーも作り出しました。
サイファイ映画から飛び出したモンスター
鉄の廃棄物はリサイクルしてみごとな彫刻作品に生まれ変わることができます。なかでも創造的なデザインのモンスターを中古車やバイクのパーツから作り出しました。しっかりとした設計図に基づいて作られたこのモンスター彫刻は、まずパーツを選び、不要なギアボックスやスプリング、ベアリング、クリップやパイプを集め溶接によってサイファイ映画でおなじみのモンスターの形を作りだしました。この一体を作るのに100個以上の部品が使われました。
リサイクルメタル・ベンツ
ドイツ人のチーム、アーミン・シシルスキ、ピーター・ブレーケル、ウォルター・ウィラーが作り出したリサイクルメタルでできたメルセデス・ベンツ300SLRのご紹介です。メルセデスは1955年に製作をやめたのですが、その理由というのが当時の最高時速180マイルのことスーパーカーは一般市民には運転が危険すぎるというものでした。熱烈カーファンのこのチームが作ったアートカーは10000個以上の部品を使って作られました。