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持続可能性と美しさの融合、ecoLogic StudioのalgaeBRA

グリーンストラクチャは、従来の建物が環境に及ぼす影響に世界中が気付き始めてから人気を集めるようになりました。設計者たちは数多くのアーキテクチャ概念を提示しており、その全てが自己持続性と無公害性を探求するものです。ほとんどのアイデアが概念的な段階ではあるものの現在の暮らしぶりから抜け出す方法を示しています。環境保全の重要性に気付いたのは期待された時期よりも遅かったかもしれませんが、少なくとも行動を起こす原動力になっています。

Algebra by Ecologic Studio

ecoLogic Studio社は、大きなしだれ柳を思わせる巨大なグリーンストラクチャ、algaeBRAを考案しました。垂直に立てた繊維状の支柱と建物全体に垂れ下がったETFEホイルがしだれ柳の葉と錯覚を起こさせます。興味深いことに、その絶妙な垂らし方は光の侵入を決して妨げることはありません。これは巧妙なパーティション方式によって可能になりました。建物内にいる人に見えるものは色のグラデーションと自然光そして涼やかさです。ecoLogic Studio社はこの建築に人口材料を使用し、できる限り環境に影響を及ぼさないように尽力しました。

このパーティションに加えて、建物の外壁では藻類を栽培して放射線制御や炭素隔離そして再生可能エネルギーの生産に役立てています。また、水が蓄熱や温熱調節を促進して、このビルが機能する上での重要な役割を担っています。

ecoLogic Studioは、algaeBRAが昔のイラン風建築様式や幾何学模様と持続可能性とを融合した特定地域向けのビルをBenetton Groupに提供できることを願っています。その一例として建物の基礎辺りのドーム様構造に注目してください。繊維状の外装は天候や気温に対応するために調整することもできます。つまり、このビルの構造内で使用する資源は追加設備を設置することなく維持することができるということです。

Via: EcologicStudio

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