クレアモントという名が付けられたインテルの太陽電気式プロセッサが今月末のサンフランシスコにおける国際会議でお目見えします。ＮＴＶとしても知られるこの製品の特徴は極端な低電力下でも稼動させることができる点です。
ＮＴＶは切手ほどのサイズで基盤はペンティアムである点は変わりません。３２ナノメータープロセッサが使われて、特殊サーキットに変えたことにより低電力化での稼動を実現しました。この技術によってプロセッサを３メガヘルツが２８０ミリボルトで稼動させることができ、より高性能が求められる時は１ギガヘルツを１．２ボルトで稼動されられます。
同社の製品をより省エネ化させるために、インテルは画像プロセッサやメモリーカードなどに適応させる方針です。昨年もインテルは低電力プロセッサを発表し、読書ランプから発電してウィンドウズを稼動させることに成功しました。最初は遊び半分でしたが今では真剣にこの低電力技術の開発を進めています。
太陽電池可動式ＣＰＵは商品化はされないでしょうが、ここから得た情報はこれからの製品開発に大きく役立ってくれるでしょう。
