毎日通勤するのに、公共交通機関を使って不便を感じませんか？ 殆どの人が賛成すると思いますが、地下鉄からバスに乗り継いでさらにバスを乗り換える、やっと会社に着いたら疲れ果てて嫌になってしまいます。 大量輸送の利便性と個人輸送の喜びを兼ね備えた、統合システムがあって欲しいと思う時代になりました。 この夢の現実性はそう遠いものではないでしょう。 ルイス・フェレリアの『ゼロ電気自動車サービス』をチェックして、未来型公共輸送機関をこっそり見てみましょう。
まず『ゼロ電気自動車サービス』のサービス内容の基本形を説明しましょう。 この車は１座席の車両で、電気で駆動し、小さい車ですが駐車する時はさらにサイズが小さくなります。 この車のデザインはビットカーに触発されたもので、ＭＩＴデザイン研究室のフランコ・バイラニのデザインです。 駐車時には、車は形が崩れます。 後輪が前方に移動し、前輪はそのままの位置で、小型化する為にシャーシのコンポーネントをより近づけます。
上で述べた事は、車を一列に並べるのに適していて、スーパーマーケットでショッピングカートが積まれている様子と似ています。 同じコンセプトを公共交通機関に当て嵌める事は、これらの電気自動車を利用する事に魅力があるだけでなく、将来的に基盤整備の一環として、空間計画の実質的な解決策にもなります。 ゼロ電気自動車の様々な機能を利用して、乗合システムをモデル化することが出来るでしょう。
このコンセプトは、カードを使ってこの車を利用し、与えられた距離を走行することが出来、何千人もの通勤者に安心を与えます。 これによってもうじき私達が目撃するかもしれない都市景観も、難なく思い浮かべることが出来、都市の機動性について再定義します。
Via: ビハンス
