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素晴らしいDIYの車

人々はこれ以上地球を汚染しない、そしてスタイリッシュな完璧な車を求め続けています。ランプシェードからソーラー電源で動く調理器具や椅子、テーブルまで、家のものは手作りするトレンドに変わりつつあります。DIYで作るものに、環境に優しい電気自動車も加わりました。高騰する原油価格や空気汚染が進む現在、電気自動車も手作りするというのは、素晴らしいアイディアです。

 

太陽光と風力エネルギーで駆動する電気自動車

太陽光も風力も身近にあるものです。しかしそれを有効に利用している人は、ごくわずかです。アイオワ州にすむジョセフ・ラッシュ氏は、どこへでも行ける電気自動車を考案し、それを自宅で制作しました。汚染物質を排出しないこの車には、発電した電力を蓄える6ボルトのバッテリーが搭載されており、その電力で300アンペア・24ボルトの直流モーターを駆動します。フロント部には風速毎時28マイル(約45km)の風を電気に変換して400Wを発電する風力タービンが取り付けられています。この他にも、取り付けられたソーラーパネルで78ワットの電力を発電します。全てのシステムが統合され、この車の最高時速50マイル(約80km)を実現しました。

 

DIYの電動セイル・カー

この環境に配慮した車は、太陽光と風力エネルギーを利用して駆動します。またペダルを踏むことによっても発電します。あまり魅力的なデザインとは言えませんが、その性能には驚かされるでしょう。一人乗り用に設計されたこの車の最高スピードは時速30マイル(約48km)です。雨や風、誇りや強い太陽光から車体を守る工夫も施されています。

 

12ボルトのバッテリーで駆動するDIYハイブリッド・カー「XR3

 

この前にご紹介した車とうってかわって、この「XR3」は手作りされた車には見えません。アリゾナ州グレンデールのデザイン会社Robert Q. Riley Design社が、200ドルで手作りできる車のプランを発表しました。電気とディーゼル燃料で駆動するハイブリッド車で、炭素排出量を減らすことができるとされています。環境に配慮したこのカスタムメイドのクーペは、1ガロンあたり225マイルを走行します。

 

ホームメイドの電気自動車

ゼロ排出のこの車は、障害を持ったパレスチナ人男性が、自身の移動手段として作りました。12ボルトのバッテリーで駆動するこの電気自動車は20馬力で瞬間最高時速は78マイル(約125km)にもなります。タクシーを使って移動していたこの64歳の男性は、この車を作ることで、タクシー代に使うお金を節約することができただけではなく、障害を乗り越え、独立した生活をも実現しました。

 

バランス・オーバー・バッテリー・カー

カリフォルニアに住む元自動車工のロバート・ラング氏が、この素晴らしく独創的な車を作りました。この自家製の車は、傾きに合わせて車輪の角度を微調整するスケートボードから大きなインスピレーションを受けて作られています。これは、パワーステアリングを使わずに車もターンできるのではないかというアイディアを、スケートボードから得たのです。ゼロ排出で、車体は再生原料で作られています。乗車部の下には充電池が埋め込まれており、この電池は車を駆動させるだけではなく、車体が傾いたときの釣り合いおもりの役割も果たします。

 

DIYの電気自動車「Xe Dien」

Minh Duong氏、そして彼が作った3輪自動車は、環境に配慮する人々に驚きを与えるでしょう。「Xe Dien」(ベトナム語で電気自動車の意味)と名付けられたこの車は環境を汚染すること無く都市を走行することができる車です。毎時7.1KWのバッテリーで駆動し、その最高時速は40マイル(約64km)です。バッテリーパックが後輪を推進させ、1回の充電で20マイル(約32km)走行します。またわずか10秒で時速0-60マイルに達する、驚くべき性能を持っています。

 

マイクロ・エレクトリック・アーバン・ビークル

この「マイクロ・エレクトリック・ビークル」は、ただの環境に優しい乗り物ではなく、路上走行を法的に認められた車です。この驚くべき車はブラッドリー大学の電気・コンピューターエンジニアリング学科の学生が考案しました。2人乗りのこの車は、全ての動力源を12ボルト・毎時44アンペアの塩酸バッテリーInterstate SLA1161で供給します。車体が軽量で、トップスピードは時速65マイル(約105km)にも達します。搭載されたバッテリーは再生ブレーキングシステムによりチャージされます。

 

電気自動車「ManGo」

「ManGo」と名付けられたこの車は、クリーンで環境に優しい性能で世界を汚染から救う救世主となるでしょう。シドニー大学の5人の学生が設計・手作りしたこの車は4輪で走行します。それぞれの車輪にはモーターが取り付けられており、機械的ブレーキが不要です。48ボルトのリチウムイオンバッテリーで駆動するこの車は、たった二人で持ち上げられるほど軽量です。

 

ハンマーヘッド・イーグル i-Thrust

Messrs Clarkson, May and Hammond社によるシボレー・ボルトに比肩する電気自動車の登場です。「Hammerhead Eagle i-Thrust」と名付けられたこの車の見た目は良くありませんが、そのトップスピードは時速50マイル(約80km)になります。ボディはアルミニウムで作られ、Wales & Edwardsの96ボルトの電気モーターが12ボルトのバッテリーに接続されています。

 

DIYの電気自動車「BugEV」

Blue Sky Designsが設計し、DIYで作られた電気自動車「BugEV」は、環境への配慮が楽しさに昇華した車です。環境に優しい乗り物をお探しなら、72の部品で手作りするこの車がぴったりです。三輪・ひとり乗りのこの車のトップスピードは時速50マイル(約80km)です。

 

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