電気廃棄物はニューヨーク市管轄の廃棄物の中でも最も増加が著しいものの1つです。ニューヨーク市立大学シティカレッジを取り上げてみると、ごみとなり埋め立て地に有害物質を加えることになるコンピュータやプリンタを処分しています。研究によれば、何トンもの電気廃棄物によって埋め立て地に重金属が蓄積し水道に染み出します。また、電気廃棄物の内のいくつかはごみとして焼却され大気中に有毒ガスを排出して環境を汚染します。この電気機器の廃棄量を削減するために、シティカレッジは校内の電気廃棄物を集める電気廃棄物収集計画を開始します。
世界中の大学の多くは、充電池収集や家電ごみ廃棄に対するリサイクル喚起キャンペーンそして毒性ごみとなる重金属を使用した大学所有の電気機器の再利用を実施するキャンペーンなど、さまざまな電気機器リサイクル活動を速い段階で主導してきました。埋め立て地の有害物質をさらに減らすために、シティカレッジは同校の生徒および職員が中古の携帯電話や家庭用充電池そして携帯電話用充電器を責任を持って処分するために構内の指定場所に持ち込むことができる全校規模の計画を実施します。廃棄物管理施設と協力して、投入可能な電気機器をそれぞれに明記した容器を学生と職員のために校内に設置します。こうして収集した電気機器は構内のその他電気廃棄物と共に処分します。
この廃棄物収集および管理計画は、大学が所有した電気機器の廃棄物を収集する場所だけではなく、学生や職員のために廃棄物を処分してくれる場所を構内に設置するため、相当な影響をもたらすでしょう。このキャンペーンは個々の使用済み電気機器の処分をより身近なものにしてくれまます。
Via:Policymic
