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科学者の卵、燃料電池による脱化石燃料依存めざす

再生可能エネルギー問題について議論する時、革新的テクノロジーの陰には研究者や科学者の存在があるのが一般的です。そのため、化石燃料への依存という世界的な誤りを正す役を2人の兄妹が買って出たことはさわやかな風が吹き込むようでした。16歳のDheevesh Arulmaniさんと14歳の妹Srutiさんは燃料電池を研究する科学者の卵です。兄妹は、65カ国から参加者を集めて今週ピッツバーグで開催されるIntel Science and Engineering Fairににおいて競技に参加します。

Teens aim to save the world with science

Dheeveshさんは以前にも2度チームの1員として参加経験があり、競技で必要とされるものに精通しています。Gordon Graydon Memorial Secondary Schoolに通う11年生の彼は多数の賞を受けており、相当額の奨学金3万ドルを受け取っています。この科学者の卵はマサチューセッツ工科大学かスタンフォード大学に通うことを強く希望しており、近い将来には自身の事業を立ち上げようとしています。一方、SrutiさんはGlenforest Secondary Schoolに通う9年生です。兄のDheeveshさんはオシャワ市にあるオンタリオ工科大学の研究室で働いており、妹のSrutiさんはオンタリオ大学の微生物学研究所での研究課題に取り組んでいます。

芽が出始めた科学者たちは研究ばかりしているわけではなく、Dheeveshさんはテニスとアーチェリーの熱心なファンでありSrutiさんは絵を描くことや読むこと書くことが大好きです。

Intelの大会に向けて、Dheeveshさんはメタノールを基礎にした燃料電池の効率性を光によって向上させました。一方Srutiさんは化学エネルギーを利用して電気エネルギーを生産する生物燃料電池を扱います。生物燃料電池は効率性に劣るというのが周知の事実ですが、Srutiさんは2種の微生物を加えることによってこれを解決しました。Srutiさんによれば、この方法によって隔絶地域にも低量のエネルギーを長期間に渡って提供できるということです。

Via: Mississauga

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