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中国ソーラ業界、利益低迷に直面

太陽エネルギーはエネルギー問題の解決策になるかもしれませんが、太陽光発電システム製造に取り組む企業は陰うつな日々を送っています。数年前、太陽電池は一般大衆が購入するには高額過ぎたため、大金を支払うことができる大企業や研究所が購入していました。しかし今では太陽電池パネルの価格は大幅に低下しており、これは一般消費者にとっては良い兆候であるものの製造業者には多大な影響を及ぼしました。最近中国で開催されたInnovation Summitには政府官僚や業界精通者そして中国や海外の太陽電池製造企業の役員が参加しました。太陽エネルギーは間もなく世界のエネルギー必要量の最低でも3分の1量を満たすようになるとの統一見解の中、太陽電池製造業者が今よりも能率的および革新的な設備を開発しないかぎり中国の太陽電池業界は下方スパイラルにおちいる可能性もあります。

State Grid Corporation of China install a solar photovoltaic power generation system

中国は太陽電池モジュール部品の90パーセントを海外に輸出しています。しかし、モジュール部品の利幅減少に加えて反補助金や反ダンピングに対するアメリカの調査によって状況が悪化したとHaitong Securities社は説明しています。2012年上四半期、中国でのこの業界の収益は33パーセント減少し、純利益は99パーセントの大幅減となりました。GT Solar Shanghai株式会社のDing Xin氏は、今よりも優れた設備や技術を開発するための動機付けとして現在の低迷を利用するように提案していますが、Haitong Securities社はいつ状況が回復するかをはっきり言うことはできないと懸念を表しています。

American Applied Materials社によると2011年、ソーラ分野は中国の収益増加に大いに貢献しました。2010年には15億ドルだった収益が2011年には25億ドルに急増しました。同社のCharles Gay副社長は、太陽電池の価格を下げ続けるためには、中国に対する投資を増やす必要があると語っています。Gay副社長は自由貿易の発足も支持しましたが、これは微妙なバランスでもあると付け加えました。

Via: Chinadaily

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