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NAMIでリサイクル素材のポテンシャルを開拓

ベンジャミン・フランクリンがこのような言葉を残しています。「逆境とともに好機がやってくる。」無常感という教えを重視する国、日本は2011年の1年間で、恐ろしい地震、激しい津波、そして原子力発電所の危機までを経験しました。 このような非常事態に対応するため、VeryVery Architecture Officeから、NAMIデザインと呼ばれる、居間、リラックススペース、社交の場などを提供する、フレキシブルで、様々な用途を備えた空間設計が発表されています。

YAP MAXXI 2012 Runner-Up:Nami

NAMIは、鳥の動きから着想を得ています。この鳥の群れは、実際に知性の集合体をなしていて、この構造も同じものを模しています。ここで人々は多空間という構造を体感できます。このコラボレーションの取り組みは、アナログでありながら、NAMI と外の世界を効率的に接続するインターネットなどデジタルの仕組みを取り入れています。

そのエリアをカバーする主な設置物には、滑り台式から低い椅子まで様々なタイプなベンチがあります。滑り式ベンチは居心地の良いように動かすことができます。日光浴に使ったり、日陰においてリラックスしたりに使います。RFID タグつきの低い椅子は、盗難防止に役立ちます。椅子は、衝撃吸収素材でできていて、いつも安全です。

インスタレーション全体を囲むように円い遊歩道がついていて、車いす用に特別なランプもあります。この遊歩道は、4センチ高さの合成ガラスで覆われています。NAMI のために提案された全ての素材は、リサイクル素材か、リサイクル可能な素材です。全てイタリアから取り寄せ、組み立ても解体もその場で簡単に行えます。

その他、上でこの構造物の社交性についてご紹介しましたが、同じように、ニューヨークのMoMa美術館やサンティアゴのConstructoとの視覚的な類似性は外の社会と文化的なつながりを確立するでしょう。

現在のところこのデザインの意図は、純粋に実験的でサステナビリティに最大の重点を置いています。調和のメッセージを広げ、一つの領域で様々な文化を交流させることができるというのが狙いです。

出典:Archdaily

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